昔を思い出しました | 長田一美のブログ

昔を思い出しました

壊れてもいい。
そんなつもりで ステージに立つという。
昔々、私もそうだったなぁ…。
本当に壊れてないから、言えることかもだけど。
本気で 壊れるかも。万一の時は あきらめよう、そんな気持ちでステージに立ってたこと。
あったなぁ。
だけど、その後、ショーで やけどして。ボロクソに師匠をののしってたこと。どっちも 本当の私。
「よく見えなかったから、適当に火をつけた」
皮膚に直。
怒りまくってた。
決意なんて、アッという間にふき飛んで。やけどは かなりで、もう再生しないで 跡が残ると思った。
だから ボロクソにののしっていた。
ま、そんなもんだよな、と。
紫つゆくさの汁が入った紫雲膏という薬を薬局で聞いて。10日、2週間で 皮はむけたけど なんとか 思ったより マシになってきて。皮膚に直接、火。チャッカマンだしね。サングラスで よく見えなかったとか。 なんとか 少し 思ったよりマシかなの時、少し マシになってきた。と、言ったら アテつけか、とかえされて 私は激怒して。
少しして、師匠。
本当は こんなんじゃダメだって わかってるのに… と。
自分の人間性が…と。ストレートに 謝れない性格だからか。
まあ、火をつけてるほうは 痛くないし 実感ないんだろうな。
やけどが 薄くなるにつれて そのことは 忘れていったけど。
壊れてもいい決意なんて そんなもんかも 私の場合は、で。
壊れた後も 人生は続くわけだし、で。 それでも私は その時、その時を 壊れてもいい、そんな覚悟で ショーに出ていた。
現実はそんなもんは すぐに吹き飛ぶぐらいなもんだったけど。
私は真剣だった。