■なぜ、現役料理人がプロモーターとして起業に至ったのか?


現役料理人による”食業界専門”売上&集客プロモーター
のオサチョーです。

今日は、起業した話の続きです。
(前回 第1話 はこちら )

起業するにあたって3つのターニングポイントがありました。


第2話 大きな挫折と気づき

将来の飲食店独立開業の夢をもち、

そのために、様々な業種業態を経験してきました。


調理を13年、メニュー開発も延べ4~500品はやってきたし、

業者さんとのコネクションもつくれたし、

アルバイト管理も、経営のこともわかってきた。


よ~し!やってやろうじゃないの!

と新規店舗開業の話に手を挙げました。





そこで、考えたことはこんなことでした。



【どんな店にするか?を考える】


海にも近い(というか目の前)ことだし、

リゾートレストランにしよう!


【何を売るか?を考える】


海といえば、ビールだな。

ビールにあいそうなつまみ系がいいかな。

窯焼き手作りピッツアなんかいいかな~

タイ料理とか得意だから、アジアンリゾートに

万人うけしそうなイタリアンをかけあわせた感じにしよう!


【価格をどれくらいに設定するか?を考える】

周りの店が大体これくらいの値段だから、

それと合わせた値段にしたらいいかな。

観光客も多いことだし、団体向けにパーティーコースを作って

一気に稼いでいこう!


【内装をどうするか?を考える】

リゾートレストランだよな。バリ家具とかオシャレでいいよね。

知り合いのバリ家具輸入販売家具屋にたのもう。


【アルバイトスタッフはどうするか?を考える】

リゾートバイトとか募集かけたらすぐ来てくれそう。

若い元気なスタッフがいいな。




…こんな感じで企画を立てました。

(実際はもっと緻密に、具体的に考えましたよ。)



新店立ち上げの経験もあったし、

メニュー開発も特に行き詰まることもなく、

段取りよくオープンに向け進んでいったと思います。



そしてOPEN。


7月中旬OPEN。


夏です。


海の目の前です。




1年目にしては順当なスタートを切れましたよ。

花火大会の日なんかはホント大変でした。


いい経験でしたよ。






           夏の間は…。 




秋に入り、海のシーズンが終わると、


観光客も減り、


当然集客も減り、


売上も落ちるわけです。







1年もちませんでした。








経験と自信を糧に開業しましたが、

全くもって、そんなものは役に立たなかったわけです。

自信過剰&自己満足だったんです。





何がいけなかったのか?




そこでの気づきは…

①店の都合で考えていた

・海の目の前で絶好のロケーション。場所もいいし、お客様は来てくれるだろう

 安易に考えていた。

・食材の原価はこれくらいだから、この値段で売ろう。パーティーコースで

 客単価稼ごう。と店の都合で価格を決めていた


②自分の都合で考えていた

・得意料理だから、流行りの窯焼きピッツアだから(これ自体はいいんですが)
 
 と自分の好きなことをやっていれば、

 お客様はわかってくれる、と思い込んでいた。

・自分が運営しやすい、レイアウトやアルバイトの採用、メニュー構成。

 自分本位な店作りをしていた。



③ビジネスの本質をわかっていなかった

・うまい料理を出していれば、お客様は自然と増えてくるものだと

 考えていた。

そもそも、「宣伝」するということが分かっていなかった。



そうなんです。

察しのいいあなたならお気づきでしょう。



商売って誰のために行うのか?っていうこと。



自分のため?


店のため?


会社のため?



違います。



お客様のためです。



そのことを、

大勢の方に迷惑をかけ、

気づかせていただきました。




特に料理人あがりの飲食開業者にありがちなことかもしれません。

自分の腕に自信があり、「オレの料理を食ってくれ!」と。



そこには、どんなお客様が見えていますか?

その料理の魅力って何ですか?

お客様に伝わっていますか?




そういうことです。




飲食店に限らず、ビジネスを行うためには、

☑どんなお客様に (ターゲット)

☑どんな商品を (コンセプト)

☑どのように売る・宣伝するか (プロモーション)

この3つの要素が大切なんです。



今まで、現場目線でしか飲食店のことを考えていなかったことに気づき、

客観的に、俯瞰の視点で食について学びなおそうと、

フードコーディネータースクールに通い始めました。




☑大手食品メーカーの商品開発部長による「商品開発」の講座

☑TVや雑誌で活躍されている「フードスタイリスト」の先生の実習

☑大手百貨店の商品ブーズの「VMD」を行う先生の実習

☑大手出版会社の編集長による「メディア学」の講座

☑プロのコピーライターによる「ライティング」の講座

☑駅ナカショップのプロデューサーの「マーケティング」講座

レストランプロデュース実習





調理の現場、ホールの現場しか知らなかった自分にとって、

新しい「食」の世界を知ることになりました。



このフードコーディネータースクールに通ったことが、

第3のターニングポイントとなりました。



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長くなりましたので、今日はここまで。
あと1/3です。


《次回予告》

第3話 使命とは?