がん治療をしての素朴な疑問。 | 毎日簡単健康管理が悪性リンパ腫に!

がん治療をしての素朴な疑問。





がん治療を経験して、皆さんの闘病記をブログで拝見して、色々、勉強させてもらっています。
ありがとうございます。

所で、抗癌剤を投薬すればするほど、身体の全ての細胞は破壊され、筋力も内蔵の機能も激減するのは、知られています。

ウクライナやガザの戦争地帯の様に抗癌剤爆撃で無差別に破壊されてます。

その破壊は広範囲であらゆる所にダメージが表れます。

その結果、何時も身体の何処かが不調で、疲れやすい。

私は、寛解後四ヶ月、いまだに、駅の階段は途中休憩。
椅子に坐れば勝手に寝て仕舞います。
ペットボトルキャップやボトルシールとは毎回格闘。
未だ、幼稚園児状態です。

其れ故に体を守る為に、標準治療では、抗癌剤投与は原則六クールに成っている様ですし、投与の途中で副作用で、内蔵が耐えられないと判断されれば中止となる様です。

此の破壊からの戦後復興は長い時間がかかります。
まるで、子供の成長みたいにゆっくりで、途中で色々な病気に成ったりします。

免疫力低下で、常に感染症の危険が有り
、場合に依っては感染症で体力や気力が振出しに戻る事もあります。

問題は回復治療に入ると、病院からの距離が遠くなり、患者の生活の質がその後の治療に大きく影響する事です。

通院中は簡単に相談出来たことも、ついつい忘れたり、自己流リハビリの相談、体調の変化に合わせた食事等、切りがありません。

一番困るのは、抗癌剤の副作用と思われる突然の体調不良。
病院から紹介されたクリニックへ行って良いか悪いか悩むし。
我慢出来なく成って受診したら、癌患者の知識が余り無い先生が多く、此方が教える場合も。

色々、介護の世話をやいてくれるケアマネさんに聞くと、退院後の相談は病院にしては?と、言われるし。

患者相談室で相談するとクリニックや施設の紹介はしてくれるが、SNSで検索するのと余り大差は無い場合が多い。

病院から距離が出来た患者は、再発と転移等の心配に明け暮れる毎日を過ごす事になります。

寛解の後の患者の生活をどう支えて行くか?
寛解は治療の通過点ととらまえて、どう治療を続けて行くのか?

働くサバイバーを、どう支えて行くのか?

癌の医療技術の画期的な進歩に依り、
今迄は、考えられなかった事が起きている様な気がします。


毎日毎日、色々考えていると、ストレスが貯まるから、余り深く考えない様にしよう。

梅雨ですが、今日も悔いのないように元気に楽しく頑張ります。
ファイト!