キヤノンのフイルムカメラ用のレンズの FD 50mm F1.4。

無印、S.S.C. 1型、S.S.C. 2型の3種類があるとのこと。

無印は銀枠で1971年発売。

S.S.C.は1型と2型があるのですが、一眼で分かる違いは絞りリングにある「o」と「A」のマーク。

ただし、どちらが新しいかは2通りの意見があるようです。

 

一つは、キヤノン カメラ ミュージアムに掲載されている順番。

「A」マークが1973年発売の1型で、「o」マークはこちらも1973年発売の2型となっています。

キヤノンが運用しているサイトなのできっと正しい...のかな?

 

 

 

もう一つはの意見は、逆ではないのか、と。

 

で、実際に3種類のレンズを見たことがあり、そこからの私の考えは...

 

1型:「o」マーク / 2型「A」マーク

 

です。

 

その理由は、製造年の表記からです。

 

FDレンズはマウント側に製造年と製造工場の記号が記されているとのことです。

4文字または5文字の記号で、例えば「N600」や「M1201」と記載されています。

 

最初のアルファベットは製造年を示し、A=1960年/B=1961年...のようなルールだとか。

アルファベットの次の1桁または2桁の数字は製造月、「N600」は6月、「M1201」は12月になります。

後ろの2桁の数字は製造工場を示す記号だそうです。

 

それで、実際に見たことのあるレンズは、

 ・無印     :L1008・・・1971年10月、発売の年のものですね。

 ・1型「o」マーク:O402、O602・・・1974年4月と6月、発売翌年のもの。

 ・2型「A」マーク:P302、S816・・・1975年3月、1978年8月...

 

もちろん、「A」マークでNやO始まりのものが無いとは言い切れませんが、「o」マークは1型で1973〜1975年頃のもの、「A」マークは早くても1974年6月以降からのものと推測しました。

 

と言ったところで、どれが良いとかはわかりません。

無印とS.S.C.をミラーレスカメラで撮り比べたことがありますが、2つを比較すると...

 ・無印:暖色寄り、開放での周辺減光が少ない(無い?)

 ・S.S.C.:寒色寄り、開放での周辺減光が無印より大きい

という印象でした。

 

もちろん、いずれも古いレンズなので経年でのレンズの劣化具合や保管状況などによっても写りが変わる場合があるかもしれませんし、S.S.C.はコーティングが優れているとのことなので逆光時の写り方は違っているのでしょう。

どれも趣味の写真で使用する分にはそれぞれの特徴かと思うので、優劣をつける意味は無いですね!