こんばんは
前回の続きで
両親が旅行に来た際のお話です
翌日の7月18日
旦那さんはお仕事なので
私が両親の水先案内をしながら
観光スポットをめぐりました
まずは出雲大社に行きたいとの事で
父が乗りたがっていた
ローカル電車に乗っていざ出雲へ
平日だからか人は少なくて
まったりと過ごせました
約1時間かけて出雲へ到着
出雲は今にも雨が降りそうな感じで
けっこう曇っていましたが
たくさん歩くので
カンカン照りじゃなくて助かりました
それでも十分蒸し暑くて
服の中は滝のように汗が

私は何度来ても
出雲大社のあの厳かな独特の雰囲気が
たまらなく好きで感動するのですが
母はなぜなのか終始
「あの結婚した皇族の人は、ここに住んでるんでしょ?」
と、ずーーーっと何度も何度も聞いてきて
どうしてもそればかり気になるようでした
そんなん知らないし
そんなに気になるなら
自分で調べれば良いのに


父は父で車窓から見えた景色を
「山の緑が見たことないくらいすごい」
とか言って
よくわからないところに感動してました
さすが私の両親…
出雲大社を参拝した後は
蕎麦好きの父が
おいしい出雲蕎麦が食べたい!
との事だったので
旦那さんオススメのお蕎麦屋さんに
連れて行きました
私は割子三段
父は割子四段
母は割子二段+天ぷら+ぜんざいのセット
父は五段にすれば良かった~と
少し食べ足りないようでしたが
味は二人とも満足してくれたようで良かった
食べ終わった後は
神門通りまで戻って
良いお土産はないかと
いろいろとお店を見てまわりました
たくさん試食があったので
結果的に父も満腹になったみたい
妊娠してから運動出来てなかったし
暑さもあって
この時点で既にけっこう疲れてましたが
また電車で1時間かけて戻り
次に目指すは松江城🏯
なんと私より母の方が疲れていたようで
母は電車で横になり寝ていました(笑)
まぁ他に人がほとんど居なかったし
今日くらいは良いかと
ちなみに電車の中には
島根ご当地ゆるキャラの「しまねっこ」が
鎮座していてほっこり
電車は外も中もピンクで
なかなか派手な感じでした(笑)
出雲は曇りでしたが
松江はカンカン照りを通り越して
暑すぎて溶けそう


せっかくの両親の観光なので
ひたすら気合いで階段をのぼり
なんとかお城まで辿り着きました
でもお城の中の階段って
大抵どこも急勾配ですよね~
転んだら大変だし
本当は下で待っていたかったですが
変に怪しまれるのも嫌だったので
細心の注意をはらいながら
気合いでゆっくりのぼりました
が、
まさかの母が3階でリタイア宣言
床に座り込んでしまいました(笑)
私は母が心配だから見てるよと
まんまと便乗し
父はひとりで天守閣まで
母よ…ナイスアシスト


私ももう限界すぎたので
心底助かりました




松江城を出たら
駐車場にあるお店でしばし休息
みんなで冷た~いアイスを食べて
クールダウン
ちょっと元気が戻ったところで
次は八重垣神社へ
私が子宝祈願で
足しげく通っていた神社だったので
両親にも見てもらいたかったし
鏡の池で
兄の婚期を占いたかったので…
本人ではなく母が代わりに実行しましたが
1~2分であっという間に
沈んでいきました
そして誠実な人をさずかるそうです
15分以内に紙が沈めば早い方なんですが
これ本当におもしろくて
沈まない人は30分経っても
ずっとそのままだったりして
「全然結婚出来ないじゃーん
」
と嘆いている女性を
ちらほら見かけた事があります…(笑)
私は嫁に出た身なんで
兄が結婚してくれれば
父と母も安心出来るだろうし
私も実家に対する心配が少し減るし
どうか兄が良い人と出会えますように
そして最後は我が家に行きました🏠
むしろこれが隠れメインかと(笑)
見知らぬ遠く離れた土地で
娘がどんな家でどんな生活をしているか
やっぱり親は心配で気になりますよね
まずマンションの周辺環境を確認して
(3.11で被災してるのでそこはシビア)
部屋中を一通り見て
まぁ問題ないだろう!と
母にお墨付きをいただきました
その後は私がトイレに行った隙に
二人とも韓流ドラマに見入っていました…(笑)
おいそこの夫婦
わざわざ旅行に来てまで
人ん家で韓流ドラマ見るなよ


母の影響でいつしか父も見るようになり
今では毎日二人で見ているんですよ…
だから実家に帰ると有無を言わさず
午後は毎日ほとんど韓流ドラマで
チャンネルの自由はありません
しばらく鑑賞した後
旦那さんが仕事から帰ってくる前に
一旦両親をホテルへ送りました
旦那さんも早めに仕事を切り上げて帰宅し
軽くシャワーを浴びて
少し休んでから
ホテルまで行って合流

この日はちょうど母の誕生日で
次の週は父も誕生日なので
みんなで夕食を食べました
普段食べないちょっと高いお肉等
おいしいものがたーくさんあるし
父も飲み相手(旦那さん)がいるので
楽しいようでした
そして、です
楽しい時間も中盤になったところで
今回両親が来るにあたって
私達夫婦が計画した最大のサプライズ
これ
絵心も何も無い私は
作るのに2時間もかかりました(笑)
二人への誕生日プレゼントだから
一緒に見てね!
と言って渡すとしばらくして…
母「そうなの!?本当に~??それなら早く言ってよ~今日たくさん歩かせちゃったじゃん
やだぁ~おめでとう、良かったねぇ
」
父「なぬ
」
いやいや
このタイミングのために
バレないように冷や冷やしながら
我慢して隠していたんだよっ
笑
ふんわりした服を着ていたんだよっ
笑
私の両親には
前に不妊治療の事を話していて
「頑張るけど孫は気長に待ってて、出来なかったらごめんね~」
みたいに伝えていたので
嬉しい報告が出来て良かったです
妊娠報告は当初
私の個人的なこだわりで
まず安定期に入ってからという事と
電話やメールではなく
直接会って言いたかったので
お盆休みに帰省する際
両親にも義両親にも同じタイミングで
(でもあくまでも義両親の方へ先に)
報告する予定でしたが
今回私の両親が急遽来る事になったので
しかも二人とも誕生日だったので
旦那さんと相談して
義両親にはちょっと心苦しいけれど
先に報告させてもらいました
そこからはもう話題は赤ちゃんの話(笑)
そして父はお酒が進む進む(笑)
ここでやっと
今日は歩きすぎて本当に死ぬかと思った事
往復2時間の電車がかなりハードだった事
母がダウンしてくれたお陰で
私も命拾いした事等々
ようやくカミングアウト出来ました~(笑)
母は母らしく心配もしていましたが
父は
「俺はおじぃちゃんになるのが夢だったから、こんな嬉しい事はない

」
と大喜び
そして更に重ねてサプライズで
バースデーケーキを出してもらいました
これにはもう二人とも
びっくり&とっても喜んでくれて
「やられたな

今夜は最高だぁー

最高の誕生日プレゼントだぁー

」
と、本当に嬉しそうだったので
二人で計画した甲斐があったなぁと
私達も嬉しくなりました
この旅行が、この日が
両親にとって
良い思い出になってくれたら
私達も幸せです

今まで迷惑や心配ばかりかけてきたけど
ちょっとは親孝行出来たかなぁ



