今日は薄曇り予報だが、かなり雲が薄そうで、この程度なら昆虫の活性には問題ないと思い、毎年恒例となったムカシトンボの採集に行った。


ポイントの入口に到着したのは8時頃で、かなり時間が早かったのか、まだ何もおらず。


ここでチョウを探すのも良いが、夢中になって時間がすぎて同業者さんたちが集まってムカシトンボのスポットを先に占領されるのもまずいので、とりあえずムカシトンボのスポットに向かうことに。


林道を登っていると、林道の谷間から曇り始める空が見えた。

非常にまずい。予報よりも遥かに濃い雲がかかっている。


不安になりながらも数十分程度歩き、ムカシトンボの場所に到着。


......もう同業者さんがすでに5人くらい集まっていた。


過去にここでこんなに沢山の同業者さんに遭遇したことは初めてなので、大困惑。

ムカシトンボが飛び始めるのを待っている間にも次々と同業者さんたちが来ている。


日曜に来たのが悪かったのか......?


焦燥感がありながらも待機していると、山の尾根の方向から急降下してくるムカシトンボが!


まあ当然だが、他の人たちもこれを発見しており、1匹のムカシトンボを10人くらいで追いかけるというなんともカオスな構図になってしまった。


同業者さんとの競合を避けるために林道を降りて友人から聞いた穴場に行くことも考えたが、向こうもあまり変わらないと思い、せっかくならここで1匹採れるまで粘ることに。


周りの人はほぼ全員採っているが、僕だけは全く採れていない。毎度のことだが、周りに人がいると全く採れなくなるのは何故だろうか。


こんな日に来るんじゃなかったと思いながら、スポットの中央に座り込んでいると、時はいきなり来た。


目の前から堂々と突っ込んでくるムカシトンボ!


易しい飛び方だったので、もちろん採集......いかず


だが明らかにネットインはした......


頭の中が?でいっぱいだが、必ず網に入ったはずなので、近くに落ちているはずだと思い、網をおろした近くを見てみると......


ちゃんといた。

半成熟くらいの雄だった。
採ったときにはすでに同業者さんが20人くらい居たので、これじゃ採れるものも採れないと思い、急いで林道を下り、穴場のスポットに向かうことに。

その途中ではコツバメを採集できた。




1時間弱移動し到着したのは、質素な荒れ地の広場。

こんな場所にいるのか?と思ったが、よく見ると砂利に擬態してムカシトンボが数匹摂食している!

だが色が目立たなすぎそれらすべてに逃げられるという大惨事。

流石に情けなさすぎると自分でも苦笑するしかなかったが、しょげてもしょうがないので待機することに。

すると、摂食というよりは縄張りを移動しているような動きのムカシトンボが!

近くまで来てくれたので、


すんなりと採集。もうすっかり成熟していた。

昼前になり、摂食は居なくなってしまったので、広場を散策。


ハンミョウがいた。

ムカシトンボの摂食はほとんど居なくなってしまった一方、ムカシトンボの縄張り移動している個体は増えてきた。

ルートが一定なので、






次々に採集。



地面付近をフラフラ飛んでいる個体も発見したので採ってみると未成熟の雌だった。

地面にピタッと着地したトンボを採ってみると、

ダビドサナエだった。

ムカシトンボを満足するくらい採れたので、鱗翅を探すことに。
笹藪の周りを散策すると、


トラフシジミを採集できた。

流石に暑くなってきたので撤退することに。

ムカシトンボや小さなチョウを採れて満足な1日になった。