先日以前からとても気になっていたミュージカル《ビリー・エリオット》を観劇に行ってきました。

このミュージカル始まりは2000年の映画「リトル・ダンサー」から舞台化されて、世界各国で大反響を呼び、数々の賞を受賞し、日本でも2017年に初演。

限界を超えるようなビリーのパワフルなパフォーマンス、圧倒的な作品力、家族や地域コミュニティーなど心に刺さるストーリーが話題となり日本でも多数の賞を受賞し、今回が3回目の上演。(プログラムより抜粋)

 

私はこの作品は初めての観劇。

当日のキャスト

感想は、休憩(25分)はさみ約3時間の上演で、最初はちょっと長いな~なんて思っていましたが、始まるとぐんぐん舞台に引き込まれていき、3時間あっという間でした。

それぐらい、見応えたっぷり!

役者の皆さん(子役の子供たち)のエネルギッシュな演技とダンス、舞台装置、美術、音響、照明などなどそして音楽(エルトンジョン作曲)本当に総合芸術と言っていいほど素晴らしかったです。

 

そして、この物語の主人公ビリー!

今回も1000名を超す1年超にわたるオーデションから4名のビリー役の少年が選ばれ、私が観劇した日は、現在小学6年生の浅田良舞さん。

彼の経歴を見ると、バレエダンサーである両親のもとで2歳からバレーを習い始め、昨年ロイヤルバレエサマースクールにスカラシップにて参加。日本のバレエコンクールにても受賞歴あり。

そんな彼が踊るバレエシーンは本当に素晴らしく、最後にビリーがロイヤルバレエ団のオーデションを受ける時に一人で歌い、踊るシーンはこのシーンの歌「電気のように」!!

私自身も体中電気が走るかのようにブラボー!!!!でした。

2時間半を超す上演の中、ほとんど出ずっぱりで歌い、踊り、芝居をするという集中力と、エネルギーとスタミナは子供ながら本当にすごい!!

バレエは幼少期から培ってきたスキルがあるにしろ、ダンスもバレエだけでなくタップや、アクロバットそして歌や芝居、並大抵の努力では難しい!

でもそれをやり遂げるという・・・。

子供の本当に無限の可能性を感じました。

最後は、皆さんスタンディングオーベーション。

久しぶりに、まだ舞台の余韻が心に残る作品でした。

 

この作品10月26日まで東京の池袋 東京建物ブリリアホールにて上演中です。

少しチケット代高いですが、1回旅行に行くのを観劇に!と考え是非観に行ってみてください。

私も、もう一度他のビリー役の少年と劇団四季時代より大ファンだった濱田めぐみさんがウィルキンソン先生役の時に観に行ってみたいと思います。