20数年前に、先輩から譲り受けた「ESP」のストラトキャスターをカスタマイズしようと、昨年の秋くらいからすこしづづパーツを集めていたんだけれど、ここまでカスタマイズするなら自作したほうがいいような気がしてきたので、自作することに。
材料
・ボディ:アルダー(4Pくらい)
・ネック:メイプルのスキャロップド指板
・ペグ:ARIA 6連ペグ
・フェンダーストラップロック
・フェンダーネックプレート
・GOTOHシンクロナイズドトレモロユニット
・GOTHOジャックカバー
・フェンダー5ポジションピックアップセレクタースイッチ
・コントロールポット250K A 2個
・コントロールポット250K B 1個
・コンデンサー 0.047μF
ピックガード ホワイト3P
ピックアップ:セイモアダンカン YJM FURY ブリッジポジション用
ピックアップ:セイモアダンカン YJM FURY ネック、センターポジション用 2個 他。
・塗料:木部プライマー、サンディングシーラー、シリコンラッカー(アイボリー)、2液ウレタンスプレー(クリアー)
・耐水ヤスリ:240番、600番、800番、1500番、2000番
・超微粒子液状コンパウンド、つや出し鏡面仕上げ剤
とりあえず、240番の耐水ヤスリで成形して1500番でボディの表面を滑らかに。
木部プライマーを1回スプレーして、1時間ほどあけて2回目さらに1時間あけて3回目。
2~3日乾燥させる。
サンディングシーラーを1回スプレー、1時間間隔でさらに3回スプレーして2~3日乾燥させて、耐水ヤスリ240番、600番、800番、1500番の順番でペーパー掛けして成形、これを2回行う。
ヘッドが寂しいので、光沢透明のレベルシールで名前のロゴシールを作成してヘッドに貼り付け、サンディングシーラーを1時間くらいの間隔で3回ほどスプレーして1日乾燥、600番、800番の耐水ヤスリでペーパー掛け、同じようにサンディングシーラーをスプレーして1日乾燥させてペーパー掛け、これを数回繰り返すとラベルシールの盛り上がりがわからなくなって、シールで作ったことをごまかせる。
さて、ボディを乾燥している間に、電装パーツの組み立てをします。
ピックアップはセイモアダンカンのイングヴェイ・マルムスティーンのシグネイチャーモデル並行輸入品を購入、説明書きは英語。
ピックアップ本体からリード線が5本出ているけど、親切に配線図がついているので問題なし。
ブリッジポジション
センター、ネックポジション
写真では見づらいけれど、ブリッジポジションと、センター・ネックポジションでは、1弦と2弦のセンターピースの高さが微妙に違う。
フェンダー 5ポジションセレクタースイッチ
コントロールポット、ボリュームに250K Bカーブ使用
トーンコントロールに250K Aカーブ使用
取り付けたところでハンダ付け、配線をまとめる。
ボディの下地が出来上がったので、本格的に塗装開始。
塗料はシリコンラッカー(ニトロセルロース)アイボリーを使用、
サンディングシーラーと同様に、1時間間隔で3回塗装、1日乾燥して240番・600番・1500番の耐水ヤスリでムラを取って2~3日乾燥、これをもう1回繰り返して1週間ほど乾燥。
最後の上塗りに、2液ウレタンスプレー(アクリルウレタン塗料)を使用、
ウレタンスプレーは直前に2液を混合させて使用するタイプで、使用可能時間が混合後12時間以内で、塗装後30分以内に重ね塗り等、結構めんどくさいことが説明書に書いてある。
早速、塗装開始、15分間隔で3回重ね塗り、乾燥させる。
と翌日、3回目の塗装時間が遅かったのか、裏側の上部がしわしわに。
とりあえず、耐水ヤスリでごまかそう。
240番・600番・800番・2000番の順にペーパー掛けして、液状コンパウンドとつや出し鏡面仕上げ剤で研磨して、1週間ほど乾燥。
写真ではわからないけれど、かなりしわしわはごまかせた(笑)ウレタンスプレー恐るべし。
まあ、素人が自己満足で作っているのでOK
ヘッドにペグを取付
ボディに電装パーツ取付
ネック取付
構想半年、製作期間2か月、ついに完成。
20年くらい前に、ピックアップを交換するくらいのカスタマイズはしたことがあるものの、ほぼ素人ですが、素人なりに、いろいろ調べながら、作成しました。
詳しい人から見れば、しょぼいし、音の違いとかそんなに分かるわけじゃないけれども、インギー使用にしてそんなに弾けるわけじゃないけれども、まあそこは、自己満足ってことで。
これでいいのだ!