あれきさんだーおりょう・27才・芸人・「今まで起きた不幸な出来事を日記風に書く男」その6
→つづき
その後、僕は3人の笑顔を見ながら
どんどん沈んでいきました。
「もう死ぬ!」
そう思った瞬間でした。
誰かが、僕の腰に手をまわし、僕を掴んだまま
片手でクロールで泳ぎだしたんです!
「助かった…」
砂浜に着いて、助けてくれた人の顔を見ると、
その人は、僕のお父さんと同じくらいの歳の男の人。
「ありがとうございました。
本当にありがとうございました。」
僕が言うと男の人は、
何も言わずに去って行きました。
「かっこいい…」
僕がその男の去って行く姿を立って見ていると、
当時の僕と同じくらいの子が自慢気に僕に
「今の僕のお父さんなんだ!」
と言って走って行きました。
フと僕が自分の本当のお父さんを見てみると、
焼きトウモロコシを食べていました…。
つづく
