ゼロ磁場に戻り、小さな幸せを大きく受け取る
「こうなりたい」
「もっと幸せになりたい」
「この夢を叶えたい」
そう願うことは、決して悪いことではありません。
でも、願いが強くなるほど、
「まだ叶っていない」
「今の私は足りない」
「もっと頑張らなきゃ」
という気持ちまで強くなってしまうことがあります。
夢を叶えようとしているはずなのに、なぜか苦しい。
そんなときに必要なのは、
もっと強く願うことではなく、
一度、自分の心をフラットな場所へ戻すこと
なのかもしれません。
今回は、バシャールの考え方でも語られている
「ゼロ磁場」
という考え方をヒントに、
ネガティブな感情との付き合い方と、
日常の小さな幸せを
大きく受け取る方法について考えてみます。
ゼロ磁場とは、何も感じない状態ではない
「ゼロ磁場」と聞くと、
不安も悲しみも怒りもなく、
いつも穏やかでポジティブな状態を想像するかもしれません。
でも、私は少し違うと考えています。
ゼロ磁場とは、
何も感じないことではなく、
何を感じても自分に戻ってこられる状態。
不安になることもある。
寂しくなることもある。
腹が立つこともある。
落ち込むことだってある。
それでも、
その感情に全部飲み込まれず、
「私は今、こう感じているんだな」
と見つめられる。
そこから、
また自分の中心へ戻ってくる。
そのフラットな場所が、
ゼロ磁場なのだと思います。
ネガティブは、消すのではなく感じてみる
私たちはネガティブな感情が出てくると、
つい、
「こんなことを考えちゃダメ」
「前向きにならなきゃ」
「早く忘れなきゃ」
と追い払おうとします。
でも、感情は追い払おうとすると、
かえって大きく感じることがあります。
そんなときは、
頭で原因を分析する前に、
少し身体へ意識を向けてみます。
まず自分に聞いてみます。
「私は今、何を感じている?」
不安。
悲しさ。
怒り。
寂しさ。
怖さ。
そして次に、
「この感情は、身体のどこにある?」
と探してみます。
胸がギュッとする。
喉が詰まる。
みぞおちが重い。
お腹がザワザワする。
肩に力が入っている。
そんな感覚が見つかったら、
すぐに変えようとしなくて大丈夫です。
ただ、
「ここにあるんだね」
「私は今、こう感じているんだね」
と、少しだけその感覚を見てみる。
「早く消えろ」と思わない
ここでとても大切なのが、
感情を感じる目的を、「消すこと」にしないこと。
「感じれば消えるんでしょ」
「早くなくなってほしい」
と思いながら向き合うと、
それは感情を感じているようで、
実はまだ感情と戦っています。
だから、
消えてもいい。
消えなくてもいい。
ただ今ここにある感覚を見てみる。
呼吸をゆっくり続けながら感じていると、
感覚が少し弱くなったり、
場所が移動したり、
形が変わることもあります。
それだけでも十分です。
感情は、「なくすもの」ではなく、
通り過ぎていくもの
なのかもしれません。
感じる → 抵抗しない → 本音に戻る
少し感情が落ち着いてきたら、
自分にこう問いかけてみます。
「もし、この不安や恐れがなかったとしたら、私は本当はどうしたい?」
ここで初めて、
恐れからではなく、
自分の本音から次の行動を選べるようになります。
流れにすると、
感じる
↓
抵抗しない
↓
フラットな自分に戻る
↓
本当はどうしたいかを選ぶ
です。
これが、
ゼロ磁場に戻るための小さな練習です。
そして、小さなことを大きく喜ぶ
心が少し静かになったら、
次に大切にしたいのが、
小さな喜びを、ちゃんと受け取ること。
私たちは大人になると、
嬉しいことがあっても、
意外とすぐ流してしまいます。
「このくらい普通」
「もっとすごいことが起きないと」
「まだ足りない」
でも、
日常には本当は、
小さな喜びがたくさんあります。
朝のお茶がおいしかった。
電車がちょうど来た。
空がきれいだった。
好きな音楽が流れた。
誰かが優しかった。
仕事がひとつ終わった。
いいアイデアが浮かんだ。
そんなとき、
ただ流してしまうのではなく、
「わぁ、嬉しい」
「今日ちょっと幸せだな」
と、いつもより少しだけ大きく喜んでみます。
大人の「照れ」を外してみる
小さなことを大きく喜ぼうとすると、
こんな声が出てくることがあります。
「こんなことで喜ぶのは大げさかな」
「子どもっぽいかな」
「この歳ではしゃぐのは恥ずかしい」
でも、それは少しも悪いことではありません。
喜びに年齢制限はありません。
おいしいものを食べて、
「おいしい!」
きれいな景色を見て、
「きれい!」
誰かに親切にされて、
「嬉しい!」
それくらい素直でいていい。
そんな状態を
「女子高生モード」
として感じてみる
大人の計算や照れを少し外して、
小さな幸せを、
ちゃんと幸せとして受け取る。
それだけでも、
毎日の感じ方はずいぶん変わってきます。
嬉しい感情も、身体で味わってみる
ネガティブだけではなく、
嬉しい気持ちも身体で味わってみます。
「この嬉しさは、身体のどこにあるかな?」
胸がふわっとする。
身体が軽くなる。
自然に笑顔になる。
肩の力が抜ける。
そんな感覚を、
10秒でもいいので味わってみる。
私たちは、
嫌なことは何時間も考えるのに、
嬉しいことは数秒で流してしまいがちです。
だからこそ、
自分だけの感覚が知っている
自分だけの
嬉しいことを少し長く味わう。
世間にあわせなくていい。
自分だけが知っている
自分のうれしいと感じたこと
それだけで、
自分の中の
「幸せを感じる感度」
が少しずつ育っていきます。
「叶ったら喜ぶ」から「今、喜ぶ」へ
私たちはつい、
「夢が叶ったら幸せ」
「もっとお金があれば安心」
「誰かに愛されたら幸せ」
と思います。
つまり、
幸せを未来の条件にしてしまいます。
でも、それでは
ずっと、「今はまだ足りない」
という状態になりやすい。
だから、
順番を少し変えてみます。
叶ったら喜ぶのではなく、今ある喜びを先に受け取る。
朝の光。
温かい飲み物。
誰かとの会話。
好きな服。
好きな香り。
ひとつ終わった仕事。
そんな小さなことを、
ちゃんと受け取る。
すると少しずつ、
「幸せは未来にあるもの」
ではなく、
「今ここにもあるもの」
に変わっていきます。
幸せだなって感じられる要素って
本当はたくさん転がっているんです
ただそれを感じないでいるか
拾わないでいるか
見過ごしているだけか
ただそれだけ
生まれてから当たり前に過ごしている今って
とっても実は貴重で
誰かにとっては
自分の人生さえも
とっても羨ましいものだったりする
そんな風に自分の人生を
誰かが望んでいるかもしれない
そんな視点に立って
自分の人生を改めて考えてみるのも
自分の幸せを見つけるきっかけになります
ただし、「喜べば願いが叶う」にしない
ここにはひとつ注意したいことがあります。
「小さなことを大きく喜べば、願いが叶うんでしょ」
と思ってしまうと、
喜ぶことが
願望実現のための作業になってしまいます。
「こんなに感謝しているのに」
「こんなに喜んでいるのに」
「どうしてまだ叶わないの?」
そうなった瞬間、
また不足へ戻ってしまいます。
大切なのは、
叶えるために喜ぶのではなく、今ある幸せを取りこぼさないこと。
夢が叶うかどうかとは関係なく、
今日の自分にある喜びを受け取る。
そこに本当の意味があるのだと思います。
今日からできる小さな実践
夜、眠る前に、
ひとつだけ自分に聞いてみてください。
「今日、大げさに喜んでいいことは何だった?」
たとえば、
「ご飯がおいしかった」
「仕事をひとつ終えた」
「誰かと笑えた」
「いいアイデアが浮かんだ」
「ちゃんと今日を過ごした」
そんなことで十分です。
そして、
その嬉しさを、
ほんの少し身体で感じてみる。
そしてもし、
不安やモヤモヤがあった日なら、
それも追い払わず、
「今日はこんな気持ちもあったね」
と受け止めてみる。
ネガティブがあってもいい。
ポジティブでいられない日があってもいい。
そのたびに、自分に戻る。
そしてまた、
小さな幸せを受け取る。
それを繰り返していく。
幸せは、何かが起きたあとだけにあるものではない
何か大きなことが起きたから幸せ。
願いが叶ったから幸せ。
誰かに認められたから幸せ。
もちろん、
そんな幸せも素敵です。
でもその前に、
今ここにある小さな幸せを感じられる自分でいる。
その感覚を育てていくことで、
「何かが足りない私」から、
「今ここにも、すでにある私」
へ少しずつ戻っていくことができます。
ゼロ磁場とは、
人生に何も問題がなくなることではありません。
不安も迷いもありながら、
それでも自分に戻れる場所を持っていること。
そして、
小さな幸せをちゃんと受け取れること。
そんな心の状態なのかもしれません。
ひとりでは見つけにくい「心の癖」を、一緒に見ていく
「頭では分かっているのに、いつも同じことで不安になる」
「感情を感じようとしても、うまく分からない」
「自分の本音より、相手の反応ばかり気になってしまう」
そんなときは、
自分ひとりでは気づきにくい思い込みや
心の癖が隠れていることがあります。
カウンセリングでは、
今感じている不安やモヤモヤを無理に変えようとせず、
あなたのペースで丁寧に見ていきます。
「私は本当は何を感じているのか」
「何を怖がっているのか」
「私は、本当はどうしたいのか」
一緒に言葉にしながら、
揺れてもまた自分に戻れる場所を少しずつ育てていきます。
自分を責めるのではなく、
自分を知ることから。
もっと生きやすく、
もっと自分らしく生きるための時間です。
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