※この企画は、初代みんなのGOLF公式ガイドブック内の冒頭部分「ライバルたちが教える10のアドバイス」をポータブル風にオマージュした企画となっております。
ポータブルのメニュー案内嬢:みなさんこんにちは!「ライバルたちと振り返る『みんなのGOLF ポータブル』」第2回目。
2回目となる今回はG2の3ランク(ミドル〜グランドランク)をライバルと振り返っていきます。
まずは、前回のG3での出来事を軽くおさらいしていきましょう。
トシゾウさん、お願いします!
トシゾウ:うむ。では前回のおさらいじゃ。
G3はジュニアランク・ビギナーランク・ノービスランクの3つのランクからなる。
星付きのラウンドで勝つことで星を獲得でき、決められた数の星を集めることで次のランクへ進むことができる。
ビギナーランクでは紅葉坂G.CとミュウさんとのVSチャレンジが、ノービスランクではわしとのVSチャレンジに加え、紅葉坂G.Cと初期コース・南アルプスC.Cのバックティが解放される。
そしてノービスランクをクリアすれば「ミドルランク」に昇格し、グレードもG2に上がる。
同時に新たなキャディ「タナカさん」が参入したところまでが前回の流れじゃ。
それではサギリさん、そこから先の説明をしてくれんかの?
【G2-1:ミドルランク コース3:オリーブコーストカントリークラブ】
サギリ:オッスオッス!サギリだよ。
G2進出おめでとう!
ここからは私がミドルランクの解説をしていくよ!
古風な女剣士ゴルファーの「サギリ」さんは、スピンは弱いですが、剣術を叩き込まれただけあってラフからのリカバリーが得意です。
また、スピン以外の能力は平均以上にまとまっており、弾道もストレートでまずまず扱いやすい中級キャラクターです。
それじゃあ早速だけど、まずはG2でもう一つ解放される要素の説明からしていくね。
G2に上がると「マニュアル録画」が解放されるよ。
これはホールアウト時のガッツポーズ中にLボタンを押すと、気に入ったプレイを自由に録画できるんだ。
超ロングパットなど、思い入れのあるプレイがあったらどんどん録画していこう!
また、グレードが上がると表彰式の足場も豪華になってくるんだ。
最初のG3では段ボール箱の粗末なものだけど、G2ではアルミ製の踏み台になって少し品を感じられるわね…。
さて、ここからが本題。 このミドルランクでは「オリーブコーストカントリークラブ」が解放されるんだ。
みんGOLシリーズでありがちなことだけど、3番目あたりのコースからは本格的に難しくなってくるよ。
このオリーブコーストC.Cはヨーロッパの地中海沿いの高級リゾート地に造られたコースで、コロッセオやトロイの木馬など、古代ヨーロッパと思しき遺産が障害物になっているわね。
3番、4番ホールではカートウェイをうまく使えば思わぬショットに発展することもあるかも…!?
ただ、グリーンの傾斜は比較的きつく、フェアウェイも崖に面したところが多いよ。
ここを制するにはある程度の寄せの技術も求められるんだ。
特に9番、17番はグリーンが奥に逃げるような傾斜になっていて、ジャストインパクト(以下、JI)してスーパーバックスピン(以下、SBS)を決めなければ遥か奥へと転がるようなつくりになっているわね。
それぞれOUT/INコースでは最後の方にあるから、油断禁物!あくまでも強気で行こう!
↑オリーブコースト9番と17番。
SBSを決めなければベタピンはおろかパーオンは危うい。
そしてこのランクのVSチャレンジは私との勝負よ。
解放したてのコースでもしまって行くわよー!
サギリさん、ミドルランクとオリーブコーストの解説ありがとうございました。
では、ここで「ギア」についての説明を…。
今作のギアには、2級品・1級品・特級品の3段階の「等級」があって、高い等級のギアを手に入れると性能が強化されます。4ではクラブのみでしたが、今作ではボールにも等級が付くようになりました。
クラブの等級は主にデメリット面が矯正されます。
例えばターボスピンクラブはパワーモードが減らなくなる、ビッグエアークラブはコントロールの減少が抑えられます。
高い等級のクラブを手に入れれば、そのクラブの本来の性能を映し出す、といった感じだね。
一方でボールと極一部のクラブはデメリット面の矯正に加え、強みとなる能力が強化されます。
例えばストレートボールの場合は等級が上がると、サイドスピンがわずかに上がるといった感じです。
今作では「インフィニティ」ギアが一旦削除され、新たに「グラスカッター」「サンドバイパー」といった苦手矯正ギアや、ビッグエアー/ターボスピン/ピンホールよりもさらに高い性能を持つ代わりにインパクトが大きく落ちるビッグマグナム(およびこん棒)/メガスピン/レーザービームといった上位互換のクラブが登場しました。
この内、ビッグマグナムクラブは後に5・6にも登場し、ビッグエアーの上位互換と言った立ち位置となっております。
あ、「傘」や「『お静かに』板」などといった、ビジュアル面を重視した面白クラブもありますよ。
ギアの説明をしたところでチャレンジモードの解説に戻ります。
サギリさん、この後の説明をお願いします。
OK。
この後の話なんだけど、このミドルランクをクリアすると次は「シニアランク」に昇格するよ。
それじゃあジャン君、シニアランクの解説お願いねっ!
【G2-2:シニアランク コース4:ゴールデンデザートゴルフコース】
ジャン:やあ。僕はジャンって言うんだ。
それじゃあシニアランクの解説をしていくよ。
アート系マジシャンゴルファーの「ジャン」君は全10キャラ中最もコントロールが良く、針の穴をも通すような正確無比なショットが持ち味です。
ただしフェードのクセがありスピン全般は弱く、ラフが苦手です。
特にサイドスピンが非常に弱いため、次の一打を想定したコースマネージメントが重要になってくる中級キャラクターです。
このシニアランクでは「ゴールデンデザートゴルフコース」が解放されるんだ。
このコースは、とある石油王が私財を投じて砂漠に造り上げたコースで、随所では古代エジプト文明を思わせる建造物も一望できるミステリアスなコースでもあるんだ。
砂漠系のコースだけあって広大なバンカーや狭いフェアウェイが脅威的といったところかな。
10番、11番、16番のように石像や石柱が行く手を阻んでいたり、グリーンの周辺にはアゴが高いバンカーが待ち受けていたりと、なかなかのテクニカルコースになっている。
雨は殆ど降らないけど、その分風はやや強めに吹くことが多いよ。
そして18番ホールは全長600y強もあるパー5で、ショートカットを使わないとかなりの大回りを強いられるんだ。
フェアウェイの周囲で剥き出しになっている岩肌を使えば非力なキャラでもショートカットが狙えるから、思いきってチャレンジしてみよう。
それから、このシニアランクのVSチャレンジは僕が相手になろう。
このラウンドでは「バンカーで+2打」という色物ルールがついてくる。 バンカーの多いゴールデンデザートでは苦しい戦いになってくるね。
ペナルティの効果音もプレイに精彩を欠いてきそうだし、自信がないなら慎重に行くのがベターさ。
このランクをクリアすると、次はいよいよG2最後のランク「グランドランク」に突入するよ。
それではキャサリン、グランドランクの解説をよろしく。
【G2-3:グランドランク】
キャサリン:ようこそグランドランクへ、私はキャサリン。
私と一緒に、G2最後を飾るこのランクを見ていきましょ♪
銀幕のお色気ゴルファー「キャサリン」さんは、サイドスピンがやや弱くパワー・コントロール・スピンの3能力が平均以上にまとまっているという、ミュウさんを中級寄りにしたようなキャラ性能です。
ただし女優だけあってバンカーと雨は苦手で、雨/雪といった悪天候時にはインパクト・パワー調整が特にシビアになります。
インパクトも幾分狭いため、中〜上級者向けのキャラクターとなっております。
このランクではオリーブコーストC.CとゴールデンデザートG.C、すなわち中級コースの2コースのバックティが解放されるわ。
特にゴールデンデザートに至っては、全長が80y近く伸びるホールや高台から狙うホールもあるみたい…
↑こちらはゴールデンデザート16番。
レギュラーティでは打ち上げなのに対し、バックティは打ち下ろし。
劇場のように近くで見るか、遠くで見るかで臨場感が変わってくるようなものね。
そして、このランクのVSチャレンジは私が相手してあげる。
このラウンドでは「ポイント即決」のルールで対戦よ。 このルールはスコアが同じでも、ホールアウト時のショットポイントで勝敗が決まるわ。
そのため、スコアだけではなくファインプレイも重要ってことね。 チップインやクルクルで巻き返せることだってあるから最後まで気を抜いちゃダ・メ・よ♪
このランクをクリアすると、次は「ブロンズランク」に昇格よ。 同時にグレードもG1に上がるの。
グレード昇格祝いに「リサ」さんがキャディをしてもらえるようになるわ。
ちょっぴりオトナなラウンドを楽しみたい方にはいかがかしら?
キャサリンさん、ここまでの解説ありがとうございました。
以上がG2の3ランクの解説となります。
では、最後に「愛着度」についての説明を。
同じキャラを使い続けると、愛着度が上がっていきます。
9Hプレイ(マッチプレイ含む)なら1/4ゲージ、18Hプレイなら1/2ゲージ、通算36ホール分ラウンドすることでハート型のゲージがMAXになり愛着度が1上がります。
愛着度はレベル1〜4そしてMAXの5段階あり、愛着度が上がるごとにパワーモードの回数が増えたり、ショットテクニックが随時解放されていきます。
まずは、スーパースピンをかけた打球がピンに当たると発生する特殊ショットの説明から。
今作はスーパーバックスピンではピン方向にボールが戻る「ホーミングショット」、スーパートップスピンではボールがピンを駆け上がる「ライジングショット」に加え、新たにスーパーサイドスピンをかけた打球がピンに当たると、キャサリンさんのイーグル時のガッツポーズのようにボールがピンの周りで螺旋を描くように降下する「スパイラルショット」が追加されました。
成功させるのはかなり難しいですが、決まった時の爽快感は大きいので余裕があれば狙ってみてください。
↑スパイラル成功の瞬間。
ピンの真上からカップインの瞬間を見下ろす。
なお、ライジング/ホーミングは愛着度レベル2から、スパイラルはレベル4から解放となります。
愛着度レベル3ではインパクト時に△/×ボタンを押すことで、パワーゲージの微調整が可能になります。
△ボタンはパワーゲージを1マス分増やし、×ボタンでは逆に1マス分減らせます。
パワー調整をミスした時は諦めないでトライしてみてください。
愛着度MAXではジャストインパクト精度が上がります。 強いて言えばスーパーバックスピンをかけてもヒットパワー率で最低の数字を引くことがなくなるといったぐらいでしょうか…
同じく愛着度MAXでは「ドクロショット」が解放されます。
これはインパクトゾーンの両端に1マスだけある黒いマス、ここでインパクトをすると左端では超高弾道ショット、逆に右端では番手が低いほど低弾道のショットが打てます。
他にもパワー決定時に下(もしくは上)を、インパクト時に下(もしくは上)をそれぞれ同時に押すことでも繰り出せます。 こちらはショットパワー100%かつJIでなければ繰り出せません。
なお、ロード中メッセージに記載されているのは後者の方ですので、気をつけてください。 一方で前者はショットパワー率に関係なく繰り出せます。
↑高弾道ドクロショット成功の瞬間。
このショットが登場したのは本作が最後となっている
また、ユメリさんとシン君は最初から愛着をMAXまで上げられますが、VSチャレンジで後から手に入れたキャラは完勝(3UP)しない限りはMAXまで上げられません(5個目のハートマークが出てこない)ので、頑張って完勝を目指してください。
今回はここまで。
次回はチャレンジモード・G1のライバルたちとコースを振り返っていきます。