先週までは、正直しんどかった。


職場にどうしても合わない人がいて、毎日じわじわとメンタルを削られていた。


ただ、彼は帰国が決まっていたので、1日1日をなんとか耐え忍び、乗り切った。


そうこうしているうちに一週間が過ぎ、先週末、彼は日本へ帰国。胸の奥に溜まっていた重さがすっと消えていった。


だから今週は久しぶりに落ち着いて仕事ができている。


数値関係の整理もようやく進み、全体像が見え始めた。ここに来てようやく、チュイでの生活が本当に始まるのだと思えるようになった。


2026.6.15 W杯ウルグアイ戦。寒い中街中で通行止めにしてパブリックビューイング。屋台も盛況。

週末には洗濯機と乾燥機を購入した。


これで「洗濯するために会社へ行く」という謎の生活から解放された。


大家さんも相変わらず親切で、細かいところまで気にかけてくれる。海外生活では、こういう人の温かさが本当に身に染みる。


2026.6.19 シールそのままなので、電気屋の展示即売会みたい


今日はインターネット開通工事の予定だったのだが、誰も来なかった。連絡もなし。


結局、開通しないまま一日が終わった。


「まあ、そんなもんか」と思いながら、また明日の連絡を待つ。


南米では、こういう“時間の流れ方”に慣れていくしかないのだろう。


夕方は気分転換に外へ出た。


駐車場整理のスタッフがウロウロしていたので、少し話してみる。


日本人だと伝えると、彼は目を輝かせて「日本人はとてもリスペクトしている」と言う。


続けて返ってきた日本語は「サヨナラ」。


意味は分かっていなさそうだが、こちらも流暢に現地語を話せないので人のことは言えない。


彼はポルトガル語・スペイン語・英語を少し話せるらしいが、正直ほとんど聞き取れない。


私が「スペイン語を少しと英語を話す」と伝えると、拙い英語で「ちょっと飲んでみな」とペットボトルを差し出してきた。


透明な液体。


もちろん躊躇したが、これもこの国の“信用の証”なのかもしれないと思い、口に含むと——


それはまさかのウォッカだった。


思わず咳き込む私を見て、彼は大笑い。

「マジかー」と心の中で呟く。


彼はそれを飲みながら、あと1時間ほど仕事を続けるらしい。


なんだかな、と思いながらも、どこか憎めない。こういう“予想外の出来事”が、日常の一部になっていくのだろう。


2026.6.20 なぜか「神」のシール

今週のもうひとつの大きな出来事は、身分証「セドラー」取得のための健康診断を受け始めたことだ。


ウルグアイでは、みんなこのカードを携帯している。

日本でいうマイナンバーカードのようなものだろう。


これがないと何かと不便なので、海外赴任者は原則作成することになっている。


健康診断の内容は、検尿、血液検査、歯科検診、医師の診察。


すべて予約制で、最初の病院で一括予約する仕組みらしい。

費用は1,845ペソ(約7,500円)。


驚いたのは歯科検診で、てっきり歯を見せるのかと思い、しっかり歯磨きして臨んだのだが、実際には口頭質問のみ。


「むし歯とかない?」「ないっす」で終了。


なんとも適当で、思わず笑ってしまった。


2026.6.19 自宅の隣に洗濯物を干す場所があり、そこから屋上に行ける。柵とかないから解放感はバツグンだ。

来週は医師の診察がある。

専門的な質問が予想されるので、会社の現地スタッフと同行する予定だ。


健康体とはいえ、もし何か引っかかったらどうなるのだろう……と少し不安がよぎる。


昨日からウルグアイは3連休に入っている。

もちろん会社も休みだが、日本より祝日が少ないし、これまで土日も何かと動いていたので、ようやくの休息といったところ。


ただ、海外赴任はまだ慣れない。家と会社の距離も近く、気持ちが完全には休まらない。長期の合宿のような感覚だ。


海外赴任はずっと憧れだった。


しかし実際に生活を始めてみると、これまで慣れ親しんだ環境や文化との違いに気づくことが多い。


本当に大変だ。


それでも、ひとつひとつ歩んでいくしかない。

来週こそ、インターネットが開通するといいな。


2026.6.14 いわゆるファンタオレンジ。だけど、使ってる砂糖が違うのが、なかなか美味しい甘さ。