ご訪問いただきありがとうございます

 

壱岐島では、「天手長男神社」と「天手長比賣神社」、そしていつもは海に沈んでいる参道が、干潮の時だけ現れ歩いて渡れる、日本のモンシャンミッシェルと言われている「小島神社」へ行くこと以外は決まっていませんでした。

 

干潮まで時間があったので、まさよさんの提案で島の最北端にある「辰の島」の遊覧船に乗ろうということになりました。

 

途中、たくさんある神社の中から「男嶽神社」に寄りました。

ご祭神が導きの神「猿田彦神」なので、鳥居の横に狛犬の代わりにお猿さんが鎮座していました。


沢山のお猿さんたち

翌日の「宮地嶽神社」では本物のお猿さん「らん丸君」に会いました。

7才のらん丸君。
3倍すると人間の歳になるそうで21才のハンサムボーイです。

健気な芸を見せてもらいました。

一生懸命練習したのだろうなと思うとちょっと切なくて、失敗も成功も関係なく、みんなでいっぱい拍手を送りました。


さあ「辰の島」に向けて出発です。

実は台風の影響で前日まで、ずっと遊覧船は欠航が続いていたそうです。

なんとラッキーなことでしょう❗


乗り場までの道を間違えて、着いた時には乗りたかった船が満杯になっていて乗れませんでした。

けれど次の船は、乗船者が少なくてお陰で船首を独占することができました。

潮風が心地よかったです。
「今までに乗った船の中で一番気持ちいいね!」とみんな大興奮。

なかなかできない経験をさせてもらえて、ラッキーでした❗

エメラルドに輝く海

白い砂浜の海水浴場(上陸できるそうです)

玄界灘の荒波が作り出した岩穴

断崖絶壁の荒々しい岩肌
 

「辰の島は無人島だけれど、実は365日24時間30名程の自衛官が国防のため駐留しているんだよ」と船の人が教えて下さいました。

平和で美しい国のために、観光客の歓声を聞きながら、陰で守ってくださっている方々に感謝しかありません。

感動の余韻を残しながら、「小島」へ向かいました。

到着したとき既に道は現れていました。

 
 
「小島」に渡ろうと思って決めた日程ではなく、決まった日がたまたまドンピシャの大潮だったのです。

お陰様で拝殿前で参拝させていただくことができました。

ゆっくり蟹や魚を探しながら島を一周することもできました。

またまたラッキーです❗
 

 
 
 綺麗な夕日に見送られながら「壱岐島」を後にしました。
こんなに良いお天気だったのに、翌日私たちが福岡を去った日の夜は壱岐島はまた雨だったそうです。
 
こうして写真を見ながら振り返ってみると今回の旅は、たくさんの神様がいらっしゃる神の島「壱岐島」の一ノ宮「天手長男神社」の神様が神様方を代表して、「参れ」とまさよさんのこれまでの労をねぎらうためのご招待旅ではなかったのかなと思えてきました。

それほど、全てのタイミングが整っていました。

つづきます。