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壱岐島では、「天手長男神社」と「天手長比賣神社」、そしていつもは海に沈んでいる参道が、干潮の時だけ現れ歩いて渡れる、日本のモンシャンミッシェルと言われている「小島神社」へ行くこと以外は決まっていませんでした。
干潮まで時間があったので、まさよさんの提案で島の最北端にある「辰の島」の遊覧船に乗ろうということになりました。
途中、たくさんある神社の中から「男嶽神社」に寄りました。
ご祭神が導きの神「猿田彦神」なので、鳥居の横に狛犬の代わりにお猿さんが鎮座していました。
乗り場までの道を間違えて、着いた時には乗りたかった船が満杯になっていて乗れませんでした。
けれど次の船は、乗船者が少なくてお陰で船首を独占することができました。
潮風が心地よかったです。
「今までに乗った船の中で一番気持ちいいね!」とみんな大興奮。
なかなかできない経験をさせてもらえて、ラッキーでした❗
エメラルドに輝く海
白い砂浜の海水浴場(上陸できるそうです)
玄界灘の荒波が作り出した岩穴
断崖絶壁の荒々しい岩肌
「辰の島は無人島だけれど、実は365日24時間30名程の自衛官が国防のため駐留しているんだよ」と船の人が教えて下さいました。
平和で美しい国のために、観光客の歓声を聞きながら、陰で守ってくださっている方々に感謝しかありません。
感動の余韻を残しながら、「小島」へ向かいました。
到着したとき既に道は現れていました。
こうして写真を見ながら振り返ってみると今回の旅は、たくさんの神様がいらっしゃる神の島「壱岐島」の一ノ宮「天手長男神社」の神様が神様方を代表して、「参れ」とまさよさんのこれまでの労をねぎらうためのご招待旅ではなかったのかなと思えてきました。
それほど、全てのタイミングが整っていました。
つづきます。