「八大龍王水神」と「八大之宮」は対の神社さんと言われています。
前回と同じように、次は「八大之宮」に廻る予定でしたが、日没も近づいて暗くなると向山神社からの帰りの山道が危ないです。
そしてなにより雷まで鳴らして「早く来い」と待ってらっしゃる「向山神社」(むこやま)の神様をこれ以上お待たせするわけにはいきません。
「次は向山に向かいましょう」と皆さんを急かしてしまいました。
10月は、草が道路を覆っていて狭く感じたのですが、今回は下生えが枯れていたので道幅が少し広く感じました。
小さい車の方が安心ですが、6人乗りの車でも大丈夫でした。
初めてこの山道を運転するときは、ゆっくり運転になるのですが、ハンドルを握るまさよさんは、まっすぐ前を見据えて知っている道を運転しているかのようでした。
あとで聞いたら、人影が現れては消え、現れては消えしながら「こっちこっち」と道案内をしてくださっていたそうです。
助手席に座っていた私には、当然そのお姿は視えませんでしたけど…😅
クルマを降りて、鳥居をくぐるまでは「上色見熊野座神社さんに似てるね」などと話をしていたまさよさん。
鳥居をくぐった瞬間、神紐にロックオンされちゃいました
紐を手繰り寄せられるように参道を奥へ奥へとすごい速さで進んで行きます。
「初めて瀬織津姫様を訪ねた時と同じだ。」と思いました。
最初はまさよさんに付いていこうとしたのですが、早すぎて途中で諦めました。
ここは危ない場所もないので、後ろ姿を見送りました。
一番若いまゆミルクさんも頑張って付いて行ってたのですが、追いつけなかったようです。
まさよさんは「こっちだ、いそげ、はやく」と言われていたことしか、この時のことは覚えていないそうです。
最後の階段を登りきって境内に消えていくまさよさんを見て、何故か「よかった」と自然に涙が溢れてきました。
今回はまさよさんに特別な宿題はありませんでしたが、メッセージが託されたました。
そして私たちに伝えて下さいました。
「私たちは神様に守っていただくことをお願いします。
しかし、私たちも神様をお守りしなければならないのです。
多くの人が手を合わせることは、神様のお力が増します。
それは結果として神様をお守りすることになるのです。」
ありがとうございます。
でも何故まさよさんをこんなに早く宮崎にお招きする計らいをされて、雷まで鳴り響かせその日のうちに来るようにと急かされたのでしょうか。
人知の及ばない神様側の事情があられたのでしょうか。
日が沈む前にお参りできました。
あとは神様にお任せいたします。
小さい頃境内で踊った盆踊りを思い出しました。
~ ~ ~ ~ ~
直接の参拝は難しいかもしれませんが、参考にしていただけたらうれしいです。
〈向山神社までの行き方〉
高千穂神社前交差点の上に案内板があります。向山と書いてあるのでそちらに進んでください。
そのまましばらく進んでいくと少し下り坂になったところで右下に大きな橋が見えてきます。
降りきったところの信号を右折。
橋を渡りきったらすぐ右折する道にこんな小さな案内板があります。
あとは道幅に気を付けて案内板にしたがって進むと神社に辿り着きます。
(ナビで向山神社を入力しても案内が途中で終わってしまいます)
続きます。
もう少しお付き合いください。