昨日、熱を出した娘。今日は熱も下がり、元気に幼稚園に登園していきました
ちなみに、日本の健康保険制度も、世界的に見るととっても恵まれていると思います。数あるクリニックや病院から好きな所を選べて、診察まで何日も待つこともなく、負担額も少ない(沖縄では子供は無料でした)。
娘が元気でいてくれる事がもちろん一番大事なのですが、ニューヨーク滞在中は、娘が熱を出すともう一つの心配でハラハラ、、、
ズバリ、高額な医療費です
アメリカには様々なタイプの健康保険があり、どれに入るかは、会社によっても個人によっても大きく変わり、実際の支払額もマチマチ。
うちは、HSAと言う、ハイリスク型の健康保険に入っていました。
会社から提示された保険は全部で3つだったか、、、収入に関係なく、月々300ドル弱、500ドル位、800ドル強の保険が選べました。これにプラスして、歯科保険が月々70〜100ドル位。当然、カバー率の良い保険ほど高額です。
このHSA保険。積立型の医療保険です。ハイリスクですが、月々の保険料を抑えられる保険として最近注目されているとか。
特徴は、年間の自己負担額が設定されていて、それを超えて初めて、保険が適用されること。うちは月々300ドルの一番低い保険に加入していましたが、その場合は、年間自己負担額は約50万円(1ドル100円計算)
つまり、自分で支払った額が50万円を超えて初めて、保険が使える仕組み。保険になってないし、、、
ちなみに、夫の会社は誰もが知っている大企業で、研究所としても世界トップレベル。決してブラック企業に勤めていたわけではありません
この保険の唯一の安心点は、自己負担額が年間130万円に達すると、それ以上の支払いはしなくて良い事。
ニューヨークでは一回救急車を呼ぶと40万円と言われるし、盲腸の手術で200万円以上かかるそうなので、安心と言えば安心ですね
ちなみに、娘が高熱でUrgent care(飛び込みで入れるクリニック)にお世話になった時は、請求額230ドル、実際の支払いは120ドル。
健康診断は600ドル超の請求が来て、実際の支払いは血液検査費の250ドル位。
インフルエンザの予防接種の事前診断で203ドルの請求が来ました(予防接種費自体は保険でカバーされますが、お医者さんに診てもらったので、費用負担あり、とのこと。)
一応、保険に入っているので、無保険で受診するよりは負担額が少ないようです
もう一つの特徴は、積立なので、会社から我が家のHSA口座に一定額の振り込みがあること。この口座から医療費を支払います。
うちはニューヨーク滞在中、娘が数回クリニックに行っただけだったので、口座に4000ドル位は残ってたかな?
つまり、使わなければ、実際の自己負担額はゼロどころか、口座に残る仕組みなのです。
このお金は、65歳になると引き落としできて、自由に使えるとか。(覚えてられるかな?)
うちは幸い大病もなく、マイナスになる事はなかったけど、人間、生きてれば病気にもなります。小さい子供がいると特に、病院はよく行くし。入院でもすれば、口座のお金なんてすぐになくなってしまいます。
さて、移住したドイツは、言わずとしれた社会保障大国。税金は高くても(と言っても、ニューヨークも安くはなかったけど💦)、娘が病気する度にハラハラ、、、とか、救急車呼ぶ時に請求額の心配したり、、、なんて事がなさそうなのが、ありがたすぎる
ちなみに、日本の健康保険制度も、世界的に見るととっても恵まれていると思います。数あるクリニックや病院から好きな所を選べて、診察まで何日も待つこともなく、負担額も少ない(沖縄では子供は無料でした)。
世界には色々な制度がありますが、いざと言う時の安心感があると、生活の質もぐっと上がる気がします