いつもお世話になっております。

しだはらモータース、店主の仕田原和浩です。

 

 

今回はオートマチックオイル(CVT)の圧送交換作業を行いましたのでご紹介いたします。

車種  :スズキ MRワゴン

年式  :H25年

走行距離:81,000㎞

 

 

まず、オートマチック(CVT)オイルのオイルパン部分のオイルを上抜きます。

 

結構、汚れておりました…

 

CVTトランスミッションのオイルフィルター交換です。  

フィルターが真っ黒!!

 

 

オイルパン脱着作業からのバルブボディ洗浄・オイルストレーナー交換です。

 

 

 

 

オイルパン底面の金属粉やスラッジが…

 

 

オイルパン洗浄です。

 

 

綺麗になりました✨

 

 

 

 オイルパンを規定トルクで組み付けて、

CVTオイル圧送交換です。

 

 

吸引側のガラス管がすぐに真っ黒になりました…

 

 

今回使用したCVTオイルは、お客様の御用命により「WAKO'S CVTF PS」を使用させていただきました。

 

 

7リットル交換完了です。

CVTオイルがめっちゃ綺麗になりました!

 

 

 

 

 

スキャンツールでCVTオイルポンプをエア抜きし、油量調整をしてから、しっかり試乗して、最後にスキャンツールでCVTを初期化して作業終了になります。

 

作業後の試乗した感想は、

①CVTミッションのメカノイズが静かになった

②スタート時にギクシャクしなくなった

③作業前よりもアクセルをそんなに踏まなくても走るようになった

と、いうような感じを受けました。

 

結果、燃費が向上した(お客様談)

 

以上でCVTオイル圧送交換は完了です。

 

お客様からオートマチック(CVT)オイルは交換しなくていいというお言葉をいただくことがありますが、今回のCVTオイル圧送交換の作業の中でオイルパン底面に付着している金属摩耗粉・スラッジ、それらをミッション内部で取り除く役目をする黒く詰まったフィルターやストレーナーをご紹介しましたが、見ていただいてわかるようにCVTオイルの劣化による金属摩耗粉・スラッジ過多がCVTの故障の原因の一つではないかと思っております。

本来、CVTは無段変速で切れ目のないスムーズな走行ができ、燃費に有利な点がメリットです。そのメリットを生かし快適なドライブを行うためにCVTオイル・オートマチックオイルを定期的に交換することによって愛車を永く乗っていただけるのではないでしょうか。

 

最近、「車の出足が悪いなぁ」とか「愛車を永く乗りたいなぁ」と思われているお客様は是非一度、しだはらモータースの駆動系の性能回復整備をお試しくださいませ。

 

 

 

 

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