「1331」という方法に対しての理論は「2秒以内にBDをリサイクルすればBD周囲のポジショニングが間に合わない」「人を事前に配置してボールを走らせる」であって、その原理は「DFはBDが発生するたびにBDより後方にポジショニングし直すのに2秒以上かかる」と「ボールは人より速い」になる。
この理論を踏まえた上で、「1331」「1322」「242」などの方法(システム)を採用するが、DF側もその理論がわかっていれば、当然それに対応してポッドにプレッシャーをかけてくる。
それをもって「1331(ポッド)は使えない」というのは、「DFを崩す」という目的に対して、「1331」という方法を使えば成功すると短絡的に考えており、その前提にある理論や原理が欠如していると考える。
BD周囲のポジショニングを無視してプレッシャーをかけてくるのであれば、それを逆手にとってBD周囲を攻撃できるようにしたり、逆にそこを埋めてくるのであれば、違うスペースを攻撃できるようにして、システムを使いこなす必要がある。
理論を理解せず、方法ありきになると、そうした発想は生まれず、システムではなく個の能力頼みになり、行き詰まってしまう。
小俣さんの話から大きく逸れたが、「1331(ポッド)使えない」という声に対して、理論や原理という視点から考えてみた。