「1331」のフォーメーションの表す意味とは | 井上正幸のブログ

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最近、「1331」といったサッカーのフォーメーションのような数字の羅列があるがこれの表してるものについて今回は書いてみたい。


「1331」といった数字はFWの陣形を表しており、両外側に1人ずつで真ん中に3人ずつの形の4つのユニットに分かれている4ポッド。

一般的に外側には走力のあるフランカーやスキルフルなフッカーを配置したり、キックパスを使うチームはハイボールに強いロックを配置する。
真ん中のポッドは防御のプレッシャーがかかりやすいのでパワーランナーとして一列や突破力のあるNO8を配置してゲインを狙う。

BKは9シェイプの裏にスタンド、10シェイプの裏にインサイドセンターで外側のポッドには両ウイングが分かれて、次にアウトセンターとフルバックも分かれて2人ずつポジショニングするのが一般的である。

他には、「242」は3つのユニットで3ポッド。
真ん中のポッドはパワーランナーである一列とロック、両サイドにスピードランナーを置くのが一般的である。

「53」は戦術としてのシェイプ。
タイトファイブである5人で「3人」と「2人」の9シェイプを作り、バックローの3人で10シェイプ、12シェイプはアウトサイドBKで作る。

どのフォーメーションがベストではなく、それぞれに一長一短があり、あるフォーメーションを基準に、状況に応じてそのフォーメーションを変形させていく必要がある。