若菜の非現実的日常日記(終) | idiota

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フィクション・ブログ ただ今逃亡中です。


ど~も、神崎若菜です。



ステルミッラが帰って一週間。ようやく元の生活にもなれてきました………


って、何かおかしいですね。

もとに戻ったのに、なれるなんて………





ほんの少しの期間ステルミッラと一緒に居ただけなのに、今はものすごく何かを無くしてしまったような、喪失感に襲われています。



あ~~。
帰る前に後腐れがないように、記憶を消していこうかなんて言ってたのを断ったけど、やっぱり忘れた方が良かったかな~~


正直言うと、時々無性に寂しくなるんです。



最近はどうにかおさまってきたたけど、暫くは事あるごとにステルミッラに呼び掛けてしまう癖は治らないかもしれません。


そして、呼び掛ける度にもう私は独りなんだって、思い知るんです。



そうそう。一応言っておきますが、ちゃんとステルミッラとはお別れをしましたよ。

気付いたらブログにあんな文章が残ってたから、少し驚きましたが……



もっとも、ステルミッラいわく、私が完全に寝ている時にしか離れられないそうなんで、旅立つ瞬間をちゃんと見ていた訳ではありませんが。



そのせいで、今こんな気持ちでいるのかもしれませんね。



それから……

あぁ、私はステルミッラのことを邪魔だなんて、まったく思っていませんから!!


確かに、たまにはうっとうしいな~って思ったこともあったけど。



私だって、ステルミッラとは相性良かったと思ってるし、助けられてたのは自分の方ですよ。



例えば、ちょっとした段差につまづいたり、角に足の小指をぶつけたり…

そんなことはしょっちゅうだったのに、ステルミッラのおかげでまったくなくなったし!

もちろん今でもありませんよ!!



体力強化のおかげかな……?




なんだかあれから習慣になっちゃったみたいで、今でも時間を見つけては軽くトレーニングしてしまったり……


以前の私なら運動なんて考えられなかったのに、すっかりアウトドア派になってしまったような……


どうせなら、本格的に何かスポーツを始めてみようかな?


これはステルミッラの影響!




あと、何でも前向きに考えることとか……


つい、こんな時ステルミッラなら……なんて考えてしまいます。





困った時とかはとくに。


きっとステルミッラは、そんなことは知らないよ。自分で考えなってとか、冷たくあしらうんでしょけどね。



う~ん。イケませんね。

なんか後ろ向きになってしまう……



それから……

今さら遅いけど、私も言えなかったことを。



ありがとう、ステルミッラ。
私の方こそ感謝してます。

どれだけの勇気をもらったことか……



私はきっと大丈夫だから、ステルミッラも元気でね。


出来れば、ちゃんと伝えたかったけど……


本当にありがとう。



そして、サヨナラ……
















え~~~




アレ?




え~~~、まことに申し上げにくいのですが……



ステルミッラ……?





はい!
恥ずかしながら、戻って参りました!!



エエエェェェ~~~~!!!!!!!




何で!!



いやぁ~、参りました!


帰ってもう一度詳細を報告したら、物質Xを爆発させたのが問題になりましてね。

どうも、物質Xは破片も放置すると、それが突然変異物になるらしくてね……





戻って全部回収か廃棄せよ! と言われてしまいました。



……………………………




で、新しい専用レーダーとか持って帰って来た訳です。




でも、前にレーダーで探した時は見つからなかったじゃない!



アタシもそれを言ったんだけどね~

とにかく戻って、探索せよって……





それで?


それで一応戻ってきて、あとで文句の一つでも言ってやろうと思いながら、レーダーのスイッチを押したわけですよ。




そうしたら、もう…………



沢山反応が有ったって訳ね。


その通りです。さすが若菜さん、よく分かっていらっしゃる~!!

はいはい。
で、私にどうしろと?




え~~、出来ればでよろしいのですが、ご協力をお願いできないかな~っと……


帰れ!!!




あれ~?
アタシに感謝してるとか言ってたのは、どこの誰でしたっけ?



その言葉、そっくりお返しします!


そこを何とか頼むよ~。アタシと若菜の仲じゃないですか!



……………………………………


……………………………



…………………………………



……顔がにやけてますよ、若菜さん?






まぁ、イイか!!

とにかく、お帰りステルミッラ!


はい、またしばらくご厄介になります!!