「クローバー・レイン」 大橋梢 | きまぐれWeekend Brog

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「クローバー・レイン」 大橋梢

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作家=小説を書く人。
文芸編集者=小説のためになんでもする人。
老舗の大手出版社に勤める彰彦は、過去の人と目されていた作家の
素晴らしい原稿を偶然手にして、どうしても本にしたいと願う。
けれど会社では企画にGOサインが出なくて――。
いくつものハードルを越え、本を届けるために、奔走する彰彦。
その思いは、出版社内の人々に加えて、作家やその娘をも巻き込んでいく。
本に携わる人たちのまっすぐな思いに胸が熱くなる一作。
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初めて読んだ作家さんですが、
読みやすかったし、心うたれる小説でした。

本の編集者を主人公にした小説といえば、
今年読んだ東野圭吾の「歪笑小説」
もそうでした。
「歪笑小説」は、業界へ皮肉の詰まった
バロディ小説風なのに対し、

こっちのほうは、
まっすぐなお仕事小説って感じで、
自分の信じた本の出版の為に、
出版業界の厳しい現実にぶつかりながら、
必死にがんばる編集者や仲間の姿に、
なんだか勇気づけられるものがあったり、

さりげなく親子の絆、友情の物語
も織り交ぜられたりして、
爽やかな感動もあったりします。

自分的にはこっちのほうが好きですね。。

そういえば、今年のベストセラー「舟を編む」も
実直な編集者のお仕事小説という点では、
ちょっと共通点がありますね。。
あの本の好きな人は、
この本もきっと気に入ると思います。

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