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中学二年のふたりが計画する「悲劇」の行方
親の無理解、友人との関係に閉塞感を抱く「リア充」少女の小林アン。
普通の中学生とは違う「特別な存在」となるために、同級生の「昆虫系」
男子、徳川に自分が被害者となる殺人事件を依頼する
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タイトルからしてミステリーかと思ったら、
青春小説でした。
もう、中学生活、どうにもうまくいかなくて、
今考えると狭い世界なんだけど、
その頃は、それだけが全ての様な感じがして、
暗い日々を過ごしながら、
なにか、想像の中だけでも、
自分の自尊心をどうにか保ちたい、
自分は特別だって思っていたい、
なんかそういう痛々しい感情、
大人になってみれば恥ずかしいかもしれないけど、
当時はそう思うことで、
なんとか乗り切っていけた。。。
そういう経験、
すこしは誰でもあるんじゃないでしょうか。。
思い詰めて、行くとこまでいっちゃって
結局最後はどうなるんだ~と思ったら・・・。
なるほど・・・
こういう終わり方は好きです。
期待を裏切らない、胸が痛くなる、
いい本読みました。
それにしても辻村深月は今年相当来てますね。
何度か候補になった直木賞とうとう取っちゃいましたし、
「ツナグ」も映画化されるし・・。
あと、「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」もNHKがドラマ化しよう
としたけど、脚本に辻村さんの要望が
受け入れられず結局頓挫したらしいっす。
まだ読んでないので、近いうち読もうかな~。
良さげだし・・。
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