試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

 

 

久しぶりに小説を読みました。

 

昔はよくミステリー小説を読んでました。

謎解きとかが好きで、赤川次郎から始まって

パトリシア・コーンウェルとか

アガサクリスティーやコナンドイルも読みました

 

でもいつの頃かビジネス書や自己啓発的なのが多くなった。

 

読んで元気になるようなのとか

どう生きたら良いかー!みたいなのとかね(笑)

 

 

でもたまには小説を読んだら良いよって聞いて

村上春樹の初期三部作といわれるものも読みました。

 

でももう少し簡単に読めるの無いかな?って

思っていた時に偶然見つけて

 

早速Kindleで購入〜。

最近は全部これ。スマホを持っていないことはないから

急に読みたくなってもすぐに読めるし

 

このタイトルにも惹かれて

『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』

 

 

試着室で何を思いますか?

誰を思いますか?

 

お洋服大好き♡淡路のお洋服やオルフェウスのまちこです!

素敵なお洋服着たら一番に見て欲しい人。

なんて言うかな?

似合うって、可愛いって言ってくれるかな?

 

 

試着室ってある意味では密室!

 

似合うかな?入るかな?って

 

とりあえず着てみる場所だけど・・・

そんな密室にも沢山の思いがあったのか!

 

なんて、思わされた本でした。

 

 

物語は5つの短編でできていて

 

それぞれに違う話だけど、共通点が1つのお洋服屋さん♪

 

”渋谷駅から代々木公園の方へ歩いて10分、

原宿から歩いても同じくらいの距離。

渋谷区神南にある『Closet』といセレクトショップ”

 

 

それぞれの主人公がそれぞれの目的や思いで

 

たまたまだったり、常連だったりでそのお店に行くんです。

 

 

お気に入りの服、気になる服を見つけて試着室に入る

そんな時の心の中がすごくリアルに書かれてて

 

 

ものすごく!共感しちゃった

 

 

いやいや、マチコはん!

もう恋愛なんて歳ちゃいまっせ!

なんて!言わないでーーーー(〃∇〃)

 

 

いつでもキュンキュンしようよーーー

 

妄想でも良いし(笑)

 

 

でもこの中で出てきたお店のお姉さんが素敵で

小説だけど会いに行きたくなっちゃう

 

 

中でも白のカプリパンツを試着する女性の話が

 

”試着した白のカプリパンツが想像を裏切るものだった”

これはカプリパンツのイメージです。

 

 

サイズもぴったり、脚も細いく、長く見えるのに・・・

昨年の夏まではどんな白のパンツも履きこなしていたのに

白の白さに負けてる気がする

 

そんな思いで試着室から出る

その様子を見た販売員の彼女はラックに向かい持ってきたのは

 

”白い厚手の麻のパンツ。

これも麻のパンツのイメージです

 

「こちらはどうですか?」

ワイドまではいかない少しゆったりとしたシルエット

カプリパンツよりは優しい印象だ”

 

”腰骨から落ちるラインに大人の余裕が感じられる。

履いてるだけで気持ちまでゆったりとしてくる”

 

 

いつも間にか過ぎた年月に

自分にしっくりくるものが変わってた

 

なんかとっても共感!

 

今の自分には真っ白のカプリパンツじゃなくて

麻のリラックス感のあるパンツがしっくりくる

なんかこの感じよくわかる

 

 

”「わたしに似合うパンツ」じゃなくて

「白いパンツに似合うわたし」に固執していた。”

 

 

求めているのに出会えない

しっくりこないは、こんなことかもしれないね。

 

 

だから信頼してる人からは着なくても

試着なしでも、実物見なくても買えちゃうのかも(笑)

 

 

自分をちゃんとわかってくれてる

逆に客観的に見てくれる人

 

若い時は着れなかったものが似合ったり

体型だけじゃなくて気持ちも変わってるから。

 

 

その服を着てどこに行くか?

誰と会いたいか?

 

 

その服を着て・・思う場所。思う人は?

 

 

恋愛ばかりではないけど

 

いつだって、いくつになっても

「可愛い」って思ってもらえる女性でいたいし

 

 

そう考えたら、

 

試着室ってなんかドラマティック!

 

お洋服ってドラマティック!!

 

そんなお客様の心まで読み解ける

アドバイザーになりたいな〜

 

 

まだまだです。わたし、

人生経験が偏ってますね(^▽^;)

 

 

また小説を読んでみようと思います

 

今日は以上です!