元旦の地震の時、犬が走って逃げてくれたおかげで数メートル違いで土砂崩れに巻き込まれずに済んで
しっかりと記憶にあるのに、何故か元旦の地震は夢で見たような感覚。
元旦から3日ぐらいは、食べるもの飲むものの確保や、トイレ出来る所の確認して、トイレについては歩いて4回通ってた。
毎日2万歩歩いてたよ…。
4日目には、もう輪島に居ても埒が開かないと、猫達と犬を連れてペット可能民泊へ10時間かけて移動。
1月から2月はどこなら安全に過ごせる?娘の進路は?息子の高校は?という情報収集と移動に費やし、3月でやっと輪島の家や実家の片付けなどの話が出てきた。
やっと、普通と言えるぐらいの生活環境になったが、これもかりそめ。
この避難してる民泊さんを出たら…生活環境を1から整える必要がある。
輪島にある家財道具などは持ってこれるものは持ってきたいが…どの家電が生きてるのかすらわからない。
オーブンは台から落ちて部屋の隅までぶっ飛んで行ってたし…中身やられてそうだな…。
テーブルとかも新しく買うより持ってった方が良いのでは?と思ったが、窓から出る大きさじゃ無いのでアウト(※玄関がバキャッとなってて玄関使えない)。
難しい事だらけだけど、GW中にそこそこには片付けたいという事で、ボラセンに問い合わせて家の中の片付けの打ち合わせに行ってきた。
あれもこれもと要望を伝えて、自分たちだけで処分が難しそうなもの主体で頼んだ。
その帰り、信号待ちで橋の上にて川の様子を画像に。
ほんとに海岸というか…輪島自体が地面上昇しちゃったんだな…この川、地震前までは結構深くて、大きめの魚が飛び上がったりしてたのに、めちゃくちゃに浅くなってる。
本当にあった事なんだなぁ…あの大きな地震。
ここ最近は用意しないといけない書類揃えるだけでヒーヒーしてたから、元旦の時の感覚が薄れてた。
それでも、輪島に帰ると、グッと引き戻されるね、大変なことが起こったんだなって事に…。