個人的には震災に備えてた方だったと思ってた。
アウトドア派でも無いのに、テントなどは取り揃えており、ガスコンロも常備してた。
食料の備蓄もあり、飲み物のストックもあった。
それでも、いざ被災するとうまくいかないものです。
そもそも、テント買ってあっても、地震で歪んだ我が家の扉が開かなくなって取り出せない事案発生。
取り出せたところで、どこに設置すれば良いのかすらわからない。
ガスコンロは使おうと思えばすぐ取り出せる位置にあるが、使おうと思うと極寒の野外でしか使えない。
そもそも、被災直後は余震多くて火を使う事自体が怖い。
水分に関して言うと、満足に目の前にあるのに飲むのを躊躇する状況。
飲めばトイレが近くなるからだ。
備蓄していても、自己の排泄問題を考えるとなかなか…ね。
万全と思っている備えは、健全で健康な時に考えて居たそのもの。
ギリギリを生き抜く、生きる時間を稼ぐという視点の備えの考え方をしなくてはならないと思った。