<稲田氏発言>防衛相なぜ続投 辞任5閣僚より深刻なのに…

 東京都議選の応援演説で自衛隊の政治利用ともとれる発言をした稲田朋美防衛相。安倍晋三首相は当面続投させる構えだが、ことは実力組織・自衛隊を統括する閣僚の適格性に関わる。第2次安倍政権の発足以降、辞任した閣僚5人と比べても問題は深刻で、専門家からは「即刻罷免すべきだ」との指摘も出ている。
 
 ◇自衛隊根幹揺るがす発言

 今回の対応は4月に辞任した今村雅弘前復興相のケースとは対照的だ。講演で東日本大震災について「まだ東北だったから良かった。首都圏に近ければ甚大な被害があった」と発言。直後に首相が同じ会場で「東北の方々を傷つける極めて不適切な発言。首相としておわびする」と述べ、翌日辞任させた。

 今村氏の発言が不適切なのは言うまでもないが、稲田氏の場合はさらに重大だ。
 
 27日に東京都板橋区で開かれた自民党候補の集会。稲田氏は「2期目の当選は大変ですから、防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と語った。会場の区立小学校は陸自練馬駐屯地からわずか1キロ余り。稲田氏は同日夜に発言を撤回した。

 憲法は全ての公務員が「全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と規定。政治活動と自衛隊の分離は「シビリアンコントロール」(文民統制)の基本でもあり、自衛隊法は隊員の政治的行為を制限している。

 早稲田大の水島朝穂教授(憲法学)は「稲田氏は『防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党』と立場を並べて話しており、自衛隊をまるで政党の手段のように語った。中国や北朝鮮と同様、党の軍隊のような扱いと言っても過言ではない」と批判。付近には隊員や関連業者がいた可能性があり、「影響力行使を狙ったのならば明確な党派的な利用だ」と語る。
 
(以下略)
 
6/29(木) 21:55配信 毎日新聞
 
 
 
 安倍首相、乙女座おとめ座ですが、生まれたときの月と木星と天王星が蟹座にあります。
 
 運勢は、太陽でみますが、感情は月でみます。
 
 月が蟹座にあるということは、身内第一主義。
 
 その月が、木星で強化されているので、自分が身内や仲間だと思った人のことは、非情に大切にします。さらにそこに蟹座の天王星でさらに強化されているので、人や物の取り扱いに一貫性を欠くという要素も加わっています。
 
 そもそも蟹座の月は、贔屓して当たり前。なぜ、贔屓してはいけないの!? くらいの考えの持ち主なので、この一貫性を書く人事もそこからきているのでしょう。
 
 
 
 呆れるけどね。たぶん、誰が何を言っても耳を貸さないでしょうね。これだけ強化されていたら…。
 
 
 ご本人は、自分が大事な人に便宜を図って、何が悪い、くらいに思っているでしょう。