一つ前のブログ、「チャンスは前髪しかない」を書いて、ふとわかったことがある。

 慎重で、石橋を叩かないと渡らない、あるいは叩いて叩いて、石橋を壊してしまうのが、土の星座のみなさん、牡牛座、乙女座、山羊座だからこそ、あらかじめ運勢を知っていたほうがいいのではないか、と。

 だって、母が山羊座だからよくわかるのだが、「これがいいよ」と言っても、ほんとうにそれに決めるまで、時間が掛かる、掛かる。

 例えば、父が亡くなって、初めてのお盆に備えて、弟と一緒に盆提灯を買いに行った母。

 水瓶座の弟は即決ができるので、そのお店の中から、自分でこれがいいと思ったものを指差し、「お母さん、これでいいね」と言って決め付けて買ってきた。

 わたしはその買い物には同行していなかった。

 ある日、わたしが実家に母と二人でいたとき、突然、「お盆の提灯なんだけど…、あれでよかったのかなぁ~」と言い出した。あれでいいかなと言われたところで、買い物に同席していなかったわたしには答えようがない。

ヒロ ユキ (←弟のこと)と一緒に行って決めたんでしょう。二人で決めたなら、それでいいじゃない」

「そうだけど…」と迷い悩んでいるのだ。

 わたしは買ってしまったものをいまさらどうしようもないだろう、と思うのだが、母はくよくよくよくよ考える…

 これが典型的な土の星座の性格。母は山羊座だが、牡牛座にも乙女座にも似たような傾向にある。

 だから、土の星座の人たちこそ、今日になってわたしに「さぁ、今日がチャンスですよ、チャンスは前髪しかないから、素早くしっかり掴んでね」と言われたところで、動きが取れないはず。

 慎重で計画的に動きたい星座の人たちこそあらかじめ運勢を知っていたほうがいいんだろうな、と改めて思った次第。

 火の星座(牡羊座、獅子座、射手座)はね、今日がいいよ、というと「そうなんだ!」と即、行動に移すタイプ。けれど、何も考えずにアクション に入っているので、もう少し、チャンスを活かせるよう考えて行動しろよ! と傍からは思う。

 風の星座(双子座、天秤座、水瓶座)もどちらかというと火の星座に近い。ただ、一応考えて、納得してから動き出すのだが、でも、当日に言われたところで、どきる範囲は限られてしまうけどね。

 水の星座(蟹座、蠍座、魚座)のみなさんは、風の星座と土の星座の中間ってところだろうか。

 どなたさまも幸運に過ごしたいとか運のいい人になりたいというご希望はおありでしょうから、ご自分の性格も考慮した上で、あらかじめ運勢を知っていたほうがいいタイプなのか、当日、指摘されても動けるのかを考えてみたほうがいいかもしれませんね

 なんて、こんなことに気づいたのは、今日が山羊座の日だから、かしら