シルバーウイークは、彼の車でわたしの家の墓参りに行きました。
出発した日は、かなり下り方面の渋滞が予想され、さらに家を出た途端、環七が超渋滞でまったく動かない状態。これでは、いつ高速に乗れるのかが予想がつきません。
それで、彼は、環七から高速に乗るのをやめ、首都高速経由でわたしの実家に向かうことにしました。
そしたら、それが大正解で、一度も渋滞に遭うことなく、スムーズに帰れたのです。
その日、彼は好調日でした。
帰京する日は、このシルバーウィークの中で最も渋滞があった日だったのですが、これも彼の読みがあたり都内まではしごくスムーズに帰ってこれました。
ところが、都内に入ってから、だんだん彼の勘が外れるようになり、ちょっとずつ渋滞にはまるようになりました。
大岡山に帰るのに、首都高速5号線が渋滞しているとの表示をみると、彼はなぜか永福町で首都高速を降りることにしたのです。すると、永福町で下りようというころで、渋滞に。
「う~ん、永福町は来過ぎだったか。山手通りを使うべきだった」と、言う彼。
わたしは、なぜ、永福町? と思ったけれど、車も運転しないし、道に詳しいわけではなかったから口出ししなかったけれど…。「幡ヶ谷のほうが近かったかもね」
「そうだね。そうか、環七、あそこで工事しているから込んでいるんだ。しまった、忘れていた」と後悔する彼。
そこでわたしは言いました。「仕方ないです。13時57分から凶運に入ったので、ちょうどそのくらいから渋滞にはまりだしています」
「なんだ、そうなのか…」
そうなのです。まさに彼の運勢が悪くなった途端、勘は狂い、渋滞にはまってしまったのでした。チャンチャン!
こんなときにも運勢は出ます。
でもね、運勢だとわかれば、もう仕方ないと思えるので、イライラしなくなります(^ -)☆。
凶運が渋滞だけですんだなら、よしとしなければね(ま、アクシデント運は発生していなかったので、そもそも大ごとにはならない運勢ではありましたが)。
【解説】
わたしの実家への旅行ではありますが、運転しているのが彼なので、ドライブ中の運勢は、ハンドルを握っている人の運勢に左右されます。