『JJ』1月号、いよいよ、この週末11月22日土曜日の発売となりますから、ツイている人になりたい方は、男性であっても、『JJ』を購入し、好調日と凶日をご確認ください。

 さて、『JJ』編集部から、初めてわたしに電話があったのは、わたしが「中吉運」の日でした。

 それが、水曜日、「よい知らせがある」(とサンスポにも書いてあった)という運勢の日でした。

 そして、その電話で打ち合わせをし、まずは直接お目にかかることになったのですが、あちら様が指定した日はその週の金曜日でした。その日のわたしの運勢は凶日。当然、電話でのやり取りのときに、わたしは「凶日に初めて会うのか~」とは思いましたが、快諾しました。

 なぜでしょう?

 お察しのよい方は、おわかりですね。”あちら様が指定した日”だからです。要するに受け身になっているので、OKをしたのです。

 運勢が悪いからとここでくず くず 言って、『JJ』の編集者と会うのが遅くなることのほうがデメリットだと判断しているからです。

 もし、ここでわたしの好調日まで編集者と初めて会う日を延ばしたら、どうなっていたか。好調日はその週末の土、日でした。サラリーマン である編集者に「土曜日か日曜日でないと会えません」と言っていたら、どうなっていたでしょう。

 

 もし、あなたが、『JJ』の編集者で、「土、日ではないと会えない」と言われたらどうしますか?

 一昔前の職人みたいな編集者であれば、それでもいいと言ったかもしれません。けれど、土、日にわざわざ仕事をするのって、面倒くさくないですか?

 では、近々の土、日の好調日を避け、次の好調日にしたら、どうなったと思います?

 〆切りが29日でした。わたしの次の好調日は、26、27、28日でしたから、そこまで引き延ばしてしまっていたら、この仕事は成立しなかったと思います。

 たぶん、編集者は「そんなこというなら、いいわ。次を探そう」と思われたと思います。

 わたしは土、日に編集者を呼び出すほど、偉い占い師ではありません(もちろん、たとえこれから先、どんなにわたしが有名になったとしても、スケジュールが空いている限り、わざわざ編集者を土、日に呼びつけることなどしたいとも思いません)。わたしの代わりの占い師などごまんといるのですから。

 動き出したことは、さっさと事を進めないと、チャンスが手のひらからこぼれてしまうこともあるのです。

 「チャンスは前髪しかないから、しっかり素早く掴め!」です。

 どうぞ、占いの使い方、運の活かし方のご参考になってください。