先週末の土曜日、友人のお宅のホームパーティに招かれていた。
さて、手土産は何が良かろう。わたしが家に友人を呼ぶときは、各自自分の好きな飲み物を持ってきてね、と言っているのだが。このパーティーには、千葉のＮＨＫのカルチャー センターでワインの講座をお持ちの方がいらっしゃるという。そんな方がいらっしゃるのに、わたしなんかがワインを持って行っても、お口汚しにしかなるまい。だいたい、いつも千円前後のワインしか飲んでないし…。通な方々に満足さしていただけるワインなど選べるはずもなく…。
それで、悩んだ結果、パーティが１５時ごろから始まり、何人かの方は夜になってからいらっしゃると聞いたので、ケーキとちょっとしたつまみになるものを持って行こうと決めた。
ワインに合うちょっとしたつまみで、簡単にできるもので、わたしが好きなのは、フランス パンにタラモソースをぬったもの。
それで、土曜日、お宅に伺う前に、銀座に行き、フランス パンを調達しようと思って、木村家に行った。そうあんぱんで有名な木村家さんだが、我が家（母とわたし、そしてたぶん弟も）はここのフランス パンが一等好きなのです^^。
ところが、せっかく木村家まで行ったのに、フランス パンが一つもない！ バタールもバゲットも一切なし。うそ！ わたしはガッカリしながら、トボトボと銀座コアビルにある書店に行った。ここはわりと占いコーナーが充実しているので、銀座に来て時間があるときには立ち寄ることにしている。広くて他の本も見やすいしね。
まず、占いコーナーで本をチェックし、そのあと料理本のコーナーに。そこで欲しい本があったので、購入して外に出た。
コアビルを出たところで、ん～、今一度、木村家に行こうかどうか悩んだ。４、５歩、銀座４丁目の交差点のほうに歩きかけ、止めて、新橋方向へ歩いたものの、いや、待て、せっかくだからもう一度、木村家に行こう、と決意。
実はこの友人の家へのお招きは初めてで、そのうえ新居に伺うし、ワイン講座をお持ちの方とご友人というくらい舌が肥えた方なのだ、できれば、完璧な手土産にしたいではないか。
それで、木村家に戻ったのだ。そしたら、なんと、１５分ほど前にはなかったフランス パンが並んでいる！ よかった、戻ってよかった!!!!
けれども、パリジャンがない！ 人数が多いし、長丁場なんだから、パリジャンが欲しい！ と思い、思い切って売り場の女性に尋ねた「パリジャンはないですか？」その女性、ちょっと考えてから、「１本でいいですか？」「はい」「お待ちください」と言って奥から、ホカホカのパリジャンを一つ持ってきてくれたのだ！
ワーイ、ワーイ。聞いてみるものだ！
そしてわたしは木村家のパリジャンを持ち、その後、ダロワイヨに寄り、タラモを買い、新橋から友人の家へと向かったのだ。
パーティで、パリジャンは役に立ち、わたしが持参したタラモだけでなく、他の方がもってらしたムースも乗せられて出てきた。
そのとき、参加者の方々が口々に「このフランス パン、おいしい」と言ってくださったので、心からホッとした。
以前から知っている人たちならともかく、招いてくださった友人夫妻以外は、知らない人ばかりだったので、ドキドキだったのだ。
やっぱりわたしはツイている^^V。
さらに付け足せば、わたしは今、運勢悪いです。そのうえアクシデント運まで付いています。土曜日は凶日と低迷日でこそありませんでしたが、好調日ではありませんでした。
でも、これだけツイているのですよ。最初はなかったフランス パン。あきらめずに、元々新橋から電車に乗ろうとしていたので、コアビルからは反対方向になってしまうけれど、もう一度、お店に行ってみたら、たった１５分くらいの間に、焼き上がっていたのです。ね、ほんとうにわたし、ツイているでしょう。ラッキーでしょう。
運勢よくなくても、欲しいものを手に入れられるのですよ、ここぞというきには。
なぜか！ 運勢よくないときに、日の運勢も決してよくないのに、どうしてツイていたと思います？
それはね、常日頃から「運勢のいいときにアクション を起こし、運勢の悪いこきには受け身で過ごす」を実践しているから。そのために運のいい人になり、総体的にわたしの運勢が上がっているからです。だから、全体運が決してよくない、日の運勢もさほどではないときでも、こうしてラッキーなことが起こるのです^^/。