でねでねー、

 

わたくしこの1週間ほど、どんなことして遊んでたかというと・・・。

 

いや、この1週間に限らず、常にこういうことばっかして遊んでるんだけどもね。

 

 

("遊ぶ"とは、

学習、練習、研究などに没頭することのコリコ語)

 

 

ま、いぱーーーい載せたい画像あるから、記事3つに分けますわ。

 

 

 

 

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まず1記事目。

 

 

 

各種水彩紙をびしょ濡れにし、滲み方と乾き具合のテスト~★

 

 

(何故、この様な遊びをしたのかは後述致す。

もちろん、ご興味関心具合で飛ばし読みOK☆)

 

 

 

 

こういうの↓

 

 

 

 

このテストは各紙への条件を出来るだけ一定にした方がいいので、

 

 

●使う絵の具は、

出来るだけ濃度を均一に保つため、多めにたっぷり溶いて量産しておく。

 

それでも時間が経ってくると乾いて固まってくるので、

水で再び溶いて色濃度を継ぎ足すのも、少しずつ、大体同じぐらいの濃さに気をつけながら。

(筆に絵の具をどれくらい付けて、筆に含ませた水を何回落として、みたいなことを決めておくといいよね)

 

 

●各紙の濡らし方も、できるだけ大体同じくらいの濡れ方がいいよね。

(これがちょっと、あんま一定にできなかったw)

 

 

●腕時計をつけて、常にチラチラ時計を見ながらやりました。

計りやすい数字の所から秒針が何周したかとかそういう感じで。

 

 

 

で、この毎回毎回ちょこちょこと、何分とか何秒とか待つ間に、

絵の具の継ぎ足しやスタンバイしたり、カフェオレすすったり、

枝豆のむしり取り作業したりして。

 

 

あ、そろそろ何分や!絵の具スタンバイ!って動き回ったり、

この秒針が何分に来る間にカフェオレを入れて戻って来れるか!とトライしたり、

そんなこんなしながら、滲み具合のその結果が見えてくる感動とか、

 

そんなんで時間過ごしてるのが、とぉーーーても楽しかったーwヽ(*´∀`)ノ

 

 

誰の指示でも約束でも取引きでもなく、

自分だけのための、自分ルールだけのもので、

失敗とかも何も関係ないから、

まんんんんんじ楽しかったwww

 

 

 

 

 

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 結果発表ぉお~~!!(浜ボイスで)

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とりあえず、

全部ではないけど、持ってる水彩紙+水彩に使える画用紙、

17種類テストしまして。

 

その結果画像ぶわ~~っと貼らせてくんろ。

 

 

 

本当は一枚ずつハッキリきっちり大きな画像で貼りたいけど、

見る方も大変だろうから、

何枚ずつかに(少しは)小さめにまとめる配慮(コリコにしては)を試みてみた。

 

 

ま、どっちにしても

どんなに大きくクリアな画像でもアメブロに貼ると粗くぼやけるからね

大きい画像にしてもムダだもんな(`з´)

 

 

 

※分数書いてる並びが、都合上バラバラだったりします。

※濡れ方が紙による違いでだけじゃなく、自分の濡らし方が若干、一定にできなかった所為も影響あったりします。(テストとしてダメじゃんw)

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

コットン無配合の木材パルプ原料の部類達から。

 

 

 

 

上:マルマン 図案スケッチブック

左下:オリオンのスケッチ画用紙

右下:ミューズのスケッチ画用紙

右下ミューズのスケッチ用紙はもう、5分の時点で完全に乾いてるんよね。

てか、水塗ってる側から染み込んで乾いてくんで、焦ってびっちゃびちゃに塗ったったw

 

 

 

※でね、

縦に4エリアに分けたやり方のやつは、

水が紙の端っこから乾いてきて、真ん中のエリアはたっぷり濡れたまま残るっていう、

しかもその濡れ濡れ同士間で水流の行き来も発生してしまう始末w

 

条件の違いが出てしまって失敗だった。

縦横十字分けので全部やればよかった。

 

 

 

 

上:W&N コットマン 中目

左下:マルマン ヴィフアール 中目

右下:マルマン ヴィフアール 荒目

 

悠々~と滲ませ暈しまくる描き方したい場合はやっぱ荒目紙がいいですな。

 

(目の形状にもよるけど)パルプ紙の中目や細めは、

荒目紙やコットン紙より割りと、暈しの広がりがまとまってて形がハッキリめに残ります。

 

そういう特徴を利用して、描きたいものとか画風を使い分けできるとた~のしいだろうね✧

 

 

 

 

上:オリオン シリウス

下:掘るべ員 アルビレオ

アルビレオは、滲み方の形状がヴィフアール中目と似てる感じする~って思ってたら、

乾くスピードも大体似てることが判明。

でも水の弾き具合がヴィフより激しくない所が使いやすい。

 

 

 

 

上:オリオン アクリルデネブ(荒荒じゃない面)

右:オリオン ワーグマン(荒荒じゃない面)

下:ハーネミューレ トルション

高級紙系の製造社のトルション(下)って、コットン配合紙なのかパルプ100なのかが判らんのだけど、こっちに入れてみた。

 

ほんで、この独特の紙目の形状による美しい滲み暈け方が好ちなんですが、

この間使ってみた時も思ったけど水弾きは強い気がする。

だからかな?

いつまでーも水が紙に馴染まず漂ってるってことかな、

この全体的に見て、花びらていうか、

サニーレタスの絵みたいになってるのオモロww

 

 

ワーグマン(右)は、

渋ダンディーな表紙デザインに超強靭な紙面っていうカッコイイ存在でありながら、コットン紙に似たポクポクっとした柔らかい暈け方なのがお気に入り。

 

 

それぞれの紙によって様々、

水彩は勝手に色んな模様になって美しいね✧

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

後半は、コットン混やコットン100%の部類達。

 

パルプ100達との滲み形状や水分保持力の違いなんかも楽しいですのよ。

 

 

 

 

上:ミューズ ニューブレダン

下:ミューズ ホワイトワトソン

 

ちなみにワトソンは、

柴崎先生とかもよく使ってる紙で、

水彩紙として個性や得意/不得意が偏りすぎず丁度よくオールマイティだし、

形態も有り難き、ブック、ブロック、天糊パッド、ハガキサイズもあるし、

お値段も高すぎず、まじ使いやすいのだ✧

 

 

ちなちなむ、

ニューブレダンは数個前の記事でも登場したけど、

さずがコットン紙だし、もふもふ柔らかい紙面だけあって、暈しやグラデが本当に柔らかく馴染んで綺麗で、癒される~。

版画用紙だから柔らかくもふもふなのであって、水彩用としての強度は脆いので注意してデリケートに扱いましょう。

 

 

 

 

左上:ミューズ ランプライト

右:ハーネミューレ セザンヌ 中目

左下:ストラスモア インペリアル

 

庶民には高級系だけど、コットン100系はほんっとに、

絵の具の乗り方、染み込みの良さ、水分の馴染みと保持力、この滲みのポワポワ美しさとか、

気持ちよすぎてヤミツキだべさ~~!\(^ρ^)/

 

(言うても経済的に勿体なくて滅多に使ってないけどw)

 

 

ちなみますと、

基本的には絵の具が乗った時の滲み方の形は、

パルプ紙は ● とか、水多すぎる所は ξ とかで、

コットン紙は * である。

 

ア○ライズ(゚*゚)

 

 

 

でさ!

見てくらさいよ↑このストラスモア(左下)の、

まるで模範的なバランスの美しさよ!

 

高級紙セザンヌ(右)とかもそうだけど、

乾き方(滲みのまとまり方)が時間経過にキレイ~に沿ってだんだん収まって来てるんよね。

水が漂流しすぎるでもなく、急に乾きすぎるでもなく。

 

 

水分と絵の具の、染み込み馴染み&保持力とか、

広がりすぎず塞き止めすぎずの肌目の形状?

色々がバランス抜群でコントロールし易いんでしょうね。

 

しかも、これが、セザンヌやアルシュとかのような高級すぎるわけじゃないお値段。

 

 

 

このような使い勝手バランス抜群の水彩紙が廃盤なんて、

全世界の水彩絵描き達はマジ泣いてるよね。

 

 

 

わしゃー、ストラスモアの存在と廃盤を知ったのは、

水彩勉強し始めた今年のごく最近で。

もう既に、バカデカサイズのブックぐらいしか残ってないっていう店が続出で…。

 

わしゃー、駆け出し素人で他にも色々な画材を試したり揃えて行きたいので、一種類の紙だけに数千とか万円出すのはちょっとキツイのでー(´ノω・`)

買い溜めは、買いやすいお店で小サイズをちょこちょこっとしか出来んかった…。

 

 

もっと早くストラスモアに興味持って買ってみてたらよかったなぁ。

こんないい紙だったとは。

ブックの表紙デザインもブラックレザーみたいでカッコよいんだよなぁ(´ノω・`)うっ

 

 

 

 

(´つω⊂`)うぅぅ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

あーーヽ( ᐛ )ノーーい!☆

 

テストいよいよ最後はこつらーー!

 

 

 

上:キャンソン ムーラン・ドゥ・ロワ 表

(裏よりは凹凸滑らかな方)

 

下:キャンソン ムーラン・ドゥ・ロワ 裏

(表よりボッコボコガタガタ凹凸大きくクッキリな方)

 

 

高級水彩紙を作ってるので有名な製造社ので、

コットン100%製で、

凹凸の荒さが激しいのが羊雲みたいな質感になって楽しい紙でございます。

 

 

バアアアァァァァン!!!

 

 

ぜーーーんぶあんま変わらねぇーーーいwww

 

 

 

凹凸が激しい裏面の方が若干、

塞き止め力があるのかしらね?若干まとまりが出て・・・る?かな?

 

 

だからこの紙、この10分以後もどこまで行ったら乾いてくるのか試してみたくなるよねw

 

 

滲ませや暈し作業はそう~とう~、ゆっくりのんびり、

色作りしながら、コーシーでも飲みながら、やっても大丈夫な紙ということですね。

 

 

 

 

あい、

画材に限らず何でも、道具や材料のお試し遊びって

あ~~ほんとに楽しいぃぃぃぃね!❤

 

 

 

 

 

──*・*──*・*──*・*──

       最後に

──*・*──*・*──*・*──

 

 

 

 

さて、

どしてこういう、時間別の滲み具合の実験などをしたかったかというと。

 

 

 

単純な話なんすけども。

 

水彩の滲み現象(技法)を敢えて使って、

ふわふわのニャンコなど、

ケモノのもふ毛を表現するというやり方があるのを最近知りまして。

 

それをマスターしたいため。

 

 

 

そうそう、水彩の濡れ濡れ滲みって、もふもふしてるみたいにも見えるもんなぁーっては思ってたんだ。

 

 

なので、やり方はすぐに何となくこうだろうなって分かってたけど、

実際のやり方見てみると、思ってたより紙全面びしょ濡れにして描くのだと知り!

 

下手に部分的に濡らすと紙がヨレヨレになるし、

すぐ乾く部分とか出てきて上手くやりに難いんだろうなぁ。

 

 

 

で、

水彩紙をびしょびしょに濡らして描くにあたり、

 

紙によって、乾き具合とか滲みの形状とかも色々だから、

自分が使う紙はどれくらいその滲みもふをコントロールしやすいか、

どれくらいのタイミングペースで行うのが相応しいか、

 

予め把握しておく必要があるっちゅーことでして。

 

 

 

紙を濡らして、直後と何分ごととに試し描きをして、時間経過とその滲み具合を確かめるっていうやり方をその本で知ったので。

 

 

もう、もう、そういう、自分にもすぐに簡単にできる実験、

お家帰ってすぐにやりたい!!と大興奮したw

 

 

 

 

その、

水彩紙を均一にびしょ濡れにして、

滲みでもふもふぬっこぬこなにゃんこを描くというのは、

 

こういう感じですのよ。

試しにやってみたやつ。

 

 

 

 

 

丸まって寝てる感じで、頭描いてないけど腰お尻あんよってわかるかな?

これはシリウス紙。

 

ごめんなさいね、

ちょうどお尻の所に、おっきなち○たまみたいなの出来てしもた。

 

 

 

 

これも、頭部は描いてないけど、もふもふぬっこに見えるかな?

これはランプライト紙。

 

 

 

 

とりあえず、とりあえずお顔の出来は置いといてくらさい。

(鉛筆下描きしないとほんっとーに、絵上手く描けないんです。だからさっきから頭描いてないんですw)

同じくランプライト紙に。

 

一度顔全面を同じ色で塗り広げてみたけど、

顔描かないと何者か分からんなったので、

少し筆で吸い取って色剥がして、更にティッシュで濡れ具合をオフし(強制的な乾燥方)、

顔を描いてみたやーつ。

 

 

 

これも同じ紙ていうかページに。

ฅ(ΦﻌΦ)ニャーメン。

 

 

 

 

 

 

で、

 

総まとめです✧

 

 

 

こんだけいぱぱーいの紙テストして、

それぞれの結果や特徴、

全部覚えていられるんかーーーいっていうね。

 

 

 

 

 

 

ฅ(ΦﻌΦ)にゅーめん

 

 

 

ざす。