跳躍 | 吉野恵悟 オフィシャルブログ 「お江戸をろろん滞在記」 Poewred by Ameba

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第4試合からだったので、第3が終わってからそーっとリング下に移動しましたらアナウンサーのジョンが手招きするのでリングに上がる。

わざわざコールしてくれるのね

「Next fight's referee is came from Tokyo Japan!! please welcome! Keigo Yoshino!!!!」(的な感じだったと思う)

そしたらオーディエンスもドカーン!って。

あぁ。アメリカのリングに帰ってきたー。

このマットの跳ね具合、ロープの細さ、オーディエンスのテンション。

全てが日本と違う。

そもそも欧米のリング(台湾や中国もそうだったけど)は構造が日本と大きく違う。

日本はコーナー4本の鉄柱含めて計9本、

鉄柱4+鉄柱間の支柱4+中央1

それらをワイヤーで繋いで土台を作り、鉄骨をく組み上げて板を載せる枠を作り、リングの半分の長さの板を載せて作る。

これが海外のリングになると、コーナー鉄柱の4本のみ。

それらを柵のようなパーツでつなぎ、対角にワイヤーを貼ったら上に鉄骨組んでリング幅の長い板を載せる。

多分現物見たり実際に触れてみないとわかりにくいやろうけど、すごい違いなのです。

簡単に言うと、海外のリングの方がダメージは負いにくいと思う。

下の空洞が大きく、鉄骨も少ないので衝撃が逃げやすい。

外国の選手で信じられないハードな受身取ったりする選手をよく見受けられるのはそのへんもあると思う。


だからよく跳ねる。そんなよく跳ねるリングで1発目にリンセドラドとエリックキャノンの試合。

スピーディーな攻防についていこうと動き回るんやけど、リングの跳ねに自分の膝がついていかなくて立てなくなってしまったり。

試合中に膝笑い出したの初めてやで(笑


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ちょっとカッコつけてる風やけど、こん時もリンセドラドのシューティングスターがばちこーんと決まってリングが跳ねて、カバー行ったとこをエリックキャノンが丸め込んで自分も大きく動いてカバーしたから膝が笑ってるのだ(笑)

次のタッグマッチはスピーディな攻防はなかったけどフーリガンズがでかい。

サンダーフロッグもデカい。

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このデカいハンマーでマットを叩くと地震が起きて、魔界の純友の錨みたいなことになるんやけどバンプ取ったらめっちゃ跳ねる。

ふと思った。

このリングで純友のやつやりたい。

多分みんなふっ飛びまくるやろうね。

そんな相変わらず膝がどうかしてるというのに、フーリガンズのどっちか(バラモン並みに似てる)がカウント中に足引きやがって余計に笑う膝。

3WAYではユージンさんの扱いに困る。

入場のTシャツの下に

TRUMP 2016

の本物Tシャツ着てて、どうツッコミいれていいのやらわからんかった。

そもそもツッコミという文化の無い国で、どうしたらええんやと。

ことあるごとにケツ揉んでくるし、雰囲気は幼稚園児みたいなんやけどデカいしパワー凄い。

急にドンと押されてダレン・コービンにぶつかり、下がってきたコービンにスクールボーイ仕掛けてしまったのはご愛嬌ということで。

あー楽しい。

身体がおかしな状態になってるのはすごい実感するんやけど、そんなのどうでもよくなるぐらい楽しい。

アメリカのプロレスを堪能したぜ。

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絡んだ試合の各選手と。

リンセドラドからは良い報告も聞けたし、ここでも刺激を貰えたよね。

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リンセと同じWWEクルーザー級トーナメント出場者のアリヤ・ダイバリもこれまた素晴らしい選手で。

菊さんが写真撮ってもらいたいと言うも、売店での人気が凄くてなかなか撮ってもらえないの図。

中東系の選手で、空飛ぶじゅうたんで決めるスプラッシュがとても美しいかったよ。

どっかでまた裁きたいなぁ。

日本に居ないタイプの選手がうじゃうじゃおるし、みんな凄い上手い。

だから飽きない。

自分が出してもらう団体に恵まれてるんかもしれんが、選手個人にしても試合にしてもレベルが高い。

ここで凌ぎ削ってみんなWWEに行くんやなぁって。

現WWEスーパースターのセザーロが、まだクラウディオ・カスタニョーリとしてチカラに上がってた時。

そこそこ高いレベルの中で圧倒的に凄かったのを覚えてる。

今や世界的なスーパースターになってるもんなぁ。

あの中で誰かまたスーパースターになるんかなぁ。

夢広がるよね。

それもまた己への刺激。

がんばろ。