灰になりかけてはいましたが、まだまだやることたくさんあるので執念で生き延びました。
とりあえず菊さんオススメのカジノに立ち寄り1時間ばかしぶん回す。
初ベガスの戦績はほぼプラマイゼロでした。
微妙に10ドルぐらい勝ってる気もするけど。
菊さんの戦績は…言わないでおきます。
帰りに「あれー?お金がない!」って言ってた。
そしてベガスに宿泊することもなく、そのままロサンゼルスに向けて車を走らせる。
ひたすら暗闇の砂漠。
俺「ガソリンそろそろなくないすか?」
菊「このへん高いからゴーストタウンまで行ってから入れよう。」
ひたすら走ること2時間ぐらい。
すこしウトウトしていたとき。
菊「はーっす!はーっす!」
俺「どうしたんすか!」
菊「なかなかゴーストタウンにつかないんだけど、エンプティついた。走行可能距離20マイル…」
俺「あとゴーストタウンまでどれぐらいすか?」
菊「25マイルぐらい…」
俺「ええええええええええええええええ」
ここへ来てまさかの砂漠でガス欠遭難の危機である。
そういば車借りるとき、ロードサービスをNOにしてたよな…
眠気も吹っ飛び、ひたすらあたりを見回す。
ガススタンドの看板を…
って砂漠にそんな頻繁にあるわけない。
とりあえず暗い。
暗いとしか言いようが無く、不安だけが強くなってきたその時!
光が見えてきた。
あれはガススタンドじゃないか?
とりあえずこの出口から出たら何か店がある。
出るか否か。
そこがガススタンドじゃなかった場合、側道とインターチェンジを無駄に走ることになりガソリンの浪費=次のスタンドにたどり着けなくなる可能性が高くなる。
降りずにこのままストレートを一定の速度で走り続ければすこしは持って次のスタンドにたどり着けるかもしれない。
かといって次どこにあるかもわからない…
悩みに悩んだ挙句、分離帯に激突する寸前で一か八か降りる事を選択。
結果…
ガススタンドあった!(;´༎ຶД༎ຶ`)
だがしかし、街中よりガロンあたり1ドルも高い。
それに憤慨した菊タロー先輩は4ドルだけ入れるというチョイスに。
やはり後でゴーストタウンで入れるようだ。
なんとかガス欠遭難の危機を脱してゴーストタウンまでひた走る。
ここで気づいた。
アメリカのサブウェイはジャスティス。
激ウマやで。
ようやくコーヒーも飲めてお腹も満たしたら元気回復。
ここからドライバーチェンジでロサンゼルス空港まで自分が運転。
朝8時、ロサンゼルス空港のパーキングに到着。
流石に疲れました。
が。
どこかで寝ることもなく。
このままミネアポリスに向けて飛ぶのです。
国内線ですが4時間のフライト。
ここでいかに寝るかがカギに…
HPレッドゲージな私をこの後待ち受けていたものとは…
つづく