オージーを関空に送ってきました。
クリスマス前にふらっとやってきた、デカくてよう喋る陽気なオーストラリア人。
あまりにも陽気過ぎて危険な奴じゃねぇかと思ってましたが、それなりに出来るのでとりあえず「出ちゃえよ」と。
来週も頑張るぜ!と意気込んだ新年一発目、突如の体調不良によりゾンビみたいにやつれて助けを求めて来ました。
救急医療情報センターに電話して急患でも見てくれる病院を7件紹介してもらうが、7件とも「日本語解らない外国人は無理」と門前払い。
お世話になってる医師の先生が難波に来てるからと、わざわざ駆け付けて下さりまさかの診察in合宿所。
先生のお陰で夜には回復し、3日からは東京へプチ旅行。
4日には帰って試合するて言うから出場メンバーに入れてたのに、19時ジャストに帰阪。
もちろんメンバーから急遽除外。
でも翌日からは毎日試合に出てくれました。
そしてラスト1週間を切って発覚した事実。
「お笑いやらせたら結構オモロイ」
もうそこからはずっとお笑い。
せっかく彼のムーブが浸透してきたのに帰国しちゃうなんて残念だ。
空港まで送っていくよと、時間が無いから俺が走って切符を買いにいく為
「Please Wait」
と言い残して切符売場に先に走り、買ってから見渡したら…居ない。
探してみたら、俺がさっき待っててと言ったところでちょこんと待ってやがった。
「ついてきとけや!」
出発2分前やから思わず叫びそうになったぜ。英語て難しいわね。
たった一人で短い期間やのに、なんか色々思い出が出来た彼。
そんな思い出話を帰りの車内でしておりました。
オ「そういやキーゴは何歳だっけ?」
俺「23やよぅ。」
オ「マジで!若っ!同い位に見えた。」
おい(笑)
…テメェ33やろがい!
てか今更、まして帰国の道中で世話人の年齢知るってどうゆうこっちゃ!
てか電車の中で大声出すな。
そんなこんなで関空に到着し、人っぽいコアラのぬいぐるみとして彼のカバンに潜り混んでシドニーに行く計画も当然ながら失敗し、お別れの時間。
いつの外国人もそうやが、やっぱ寂しい。
違う国ってだけで寂しさが数倍変わるね。
またいつか会えるんやけども。
…ってかオージーは遠くても今年中にゃもっぺん来そうな気がするぜ。
いや、来るね。