映画『Winny』を観て自分がクソムシだったことを猛省
必死に頑張ります!
※ダブルポストですm(。≧Д≦。)mゴメンナサイ!!
昨日(2024年7月14日)、Amazonプライムで映画『Winny』(2023年3月10日公開)を娘と2人で観ました。
https://www.oricon.co.jp/special/62572/
2002年、開発者・金子勇(東出昌大)は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発、試用版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者も続出、次第に社会問題へ発展していく。次々に違法アップロードした者たちが逮捕されていく中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑をかけられ、2004年に逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光(三浦貴大)は、「開発者が逮捕されたら弁護します」と話していた矢先、開発者金子氏逮捕の報道を受けて、急遽弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。金子と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するも、第一審では有罪判決を下されてしまう…。そして、運命の糸が交差し、世界をも揺るがす事件へと発展する…。
キャスト
- 金子勇(東出昌大さん)
- 壇俊光(三浦貴大さん)
- 桂充弘(皆川猿時さん)
- 浜崎太一(和田正人さん)
- 桜井恵子(木竜麻生さん)
- 林良太(池田大さん)
- 山本幸助(金子大地さん)
- 松山記者(阿部進之介さん)
- 伊坂誠司(渋川清彦さん)
- 比嘉誠(田村泰二郎さん)
- 北村文也(渡辺いっけいさん)
- 金子勇の姉(吉田羊さん)
- 秋田真志(吹越満さん)
- 仙波敏郎(吉岡秀隆さん)
還暦変態クソジジイの感想
とにもかくにも、当時の自分がまさに「クソムシ」であったことを痛感させられ、恥ずかしく情けなく、心から猛省させられました。
※Perplexity.aiより引用
Winnyは、2002年に日本で開発されたWindows向けのファイル共有ソフトウェアです。
主な特徴:
- P2P技術を使用し、中央サーバーを必要としない分散型のファイル共有システム
- 動画、写真、音楽、ソフトウェアなど多様なファイルを共有可能
- 高い匿名性を持つが、完全な暗号化はされていない
- 著作権侵害や情報漏洩の問題が社会問題化
Winnyは急速に普及しましたが、著作権侵害や情報流出の問題が発生しました。特に「Antinny」などの暴露ウイルスによる個人情報や機密情報の流出が大きな問題となりました。
2004年には開発者の金子勇氏が著作権法違反ほう助の疑いで逮捕・起訴され、7年に及ぶ法廷闘争(Winny事件)の末に無罪が確定しました。
現在でも約4万5,000人のユーザーがいるとされていますが、セキュリティリスクが高いため、多くの企業や官公庁では使用が禁止されています。
おそらく、「Winny」のことなど、まったく知らない方がほとんどなんでしょうね。
今や、なーんも意識することなく、SNSやGoogleドライブなどで多様なファイルを共有できますし、匿名性のあるサービスやWebサイトは腐るほど存在しています。
私は2002年当時、もちろん「Winny」の存在だけでなく、「Winny」を悪用した動画などの違法ダウンロード・アップロードのことを知ってはいましたが、恥ずかしながらまったく問題視していなかったからです。
それどころか、「こんなもん使ってるヤツらがバカなだけじゃん」などと、無責任かつ自分勝手な考えでいたように記憶しています。
ですので、大変失礼ながら、金子勇さんのことも、昨日(2024年7月14日)初めて知りました。
金子勇さんは、約10年も前の2013年7月6日に、急性心筋梗塞のため43歳の若さで死去なされていました。
日本のインターネットの父と言われている村井純さんは、「金子さんの遺志が健全に羽ばたける世に治すことを硬い約束としたい」と悼(いた)まれたそうです。
マジで、本当の「クソムシ」とは、まさに私のことです。
私は、東出昌大さんが演じられた金子勇さんに、ほんの少しだけ似ているところがあります。
- Internetの誕生により、世界は幸せになるんだと信じている。
- Internetによる「情報共有」が進めば、必ず「知の連鎖」が発生し、人間は常に進化を続けていく。
- 有用なソフトウェアを使えば、世の中が便利になることをとにかく広めたい。
- ソフトウェアを開発する際に、それを悪用するなどということはまったく信じられない。
- 若者の明るい未来のために、今ある無駄や悪行などの「クソ」を根絶したい。
- なんらかのアイデアを思いついてプログラミングをやり出すと、周囲のことがまったく目に入らなくなる。
はい、かなりおかしいっていうか、やっぱり私は変態なんですwww
ただ、Internetがインフラになった今の世の中は、まったくこんな風にはなっておらず、便利なソフトウェアやサービスは、「クソムシ」なヤツらに悪用されるばかりです。
e-メール、SMS(Short Message Service )、Webページを見ているだけで表示される怪しい広告、映画『Winny』にも出てくるYouTube、ChatGPTなどの生成AI…。
結局、「性善説」なんか絶対に無理で、「性悪説」が正しいってことですよね。
さらに、この映画でも描写されているとおり、警察、検察、マスコミ、世間っていうのは、まさに「隠蔽体質」「事なかれ主義」「となり見るシンドローム」などであり、あまりにも酷いですから(もちろん私もです)。
特に、吉岡秀隆さんが演じられた仙波敏郎さん(元巡査部長)が告発された警察の裏金問題と冤罪は、あまりにもおかしな体質的・組織的な大きな大きな問題です。
https://innocenceprojectjapan.org/archives/1553
今でいうと、兵庫県の元県民局長の事件ですかね。
https://www.ktv.jp/news/articles/?id=13655
結局、「愚かだね、人間はー」なわけです。
すみません、つまんない愚痴になってしまいましたm(。≧Д≦。)mゴメンナサイ!!
とにもかくにも、金子勇さんが必死に残された素晴らしい功績と遺志を、絶対に絶対に絶対に忘れることなく、
今を生きている我々が何かを変えなきゃいけない
わけです。
いまさらでお恥ずかしい限りなのですが、あらためての第一歩として、『Winny 天才プログラマー金子勇との7年半」を熟読させていただきます。♪このあまりにも短すぎる人生の中で 何かを変える事は そんな簡単なことじゃないけど でもこの時代に生まれる事が出来たからこそ 何かをぶっ壊す必要があって 新しい何かを築いて その何かを今度は誰かがまたぶっ壊して 前に進んで行く必要がある気がする♪
以上になります。