https://www.advertimes.com/20231010/article435944/
電通の児玉さんのAIに対するお言葉がものすごく素晴らしくて感動!
https://dentsu-ho.com/articles/8964
私が電通でAIのR&Dを始めて、7年ぐらいになります。その中で見えてきた現在地や、一人一人がどんな気持ちで生成AIを使っていけばいいのかといったこともお話できればと思います。
電通グループの生成AIの取り組みについて紹介したいのですが、まずは、生成AIの登場がわれわれにどういうインパクトを与えているかについて整理しましょう。一言で言えば、生成AIの登場は、マーケティング領域におけるプレーヤー勢力図を激変させつつあります。
いやはや、電通の児玉拓也さんのお言葉がものすごく素晴らしくてめっちゃ感動し、マジで全文を引用したくなっています。
やはり、実際にAIのR&D(Research and Development、研究開発)をなされている方は、その理解度が桁違いです。
還暦変態クソジジイの私はというと、自分の考えはそんなに間違っていないのかなーって、ほんの少し自信をもてました。
最後に、児玉拓也さんの言葉で、私が大切だと感じたことを箇条書きにさせていただきます。
- 生成AIの登場は、マーケティング領域におけるプレーヤー勢力図を激変させつつあります。
- 生成AIの発展は、従来は外注していたマーケティング活動を内製化する良いタイミングになっています。
- いまや、「生成AIを使って競争力をつけよう」とか、「生成AIで新しいサービスをつくって収益を生もう」とか、そんな生やさしいレベルではないということです。
- 生成AIの時代に適合し、進化していかない企業は、生き残っていけないところまで来ています。
- 会社としての標準ツールも、自社開発するのではなく、Microsoft Copilotを全社員の標準環境としています。
- 大事なことは、「生成AIを自分なりにカスタマイズして、それを使い倒していく」ということだと思います。
- 「1億総クリエイティブディレクター時代」になっていくということです。
- 上手にプロンプトを書くとか、生成AIを理解して最先端の技術を使いこなすとか、それも大事なのですが、それ以上に「何が人の心を動かすのか」という、よりヒューマンなスキルが重要になってくるはずです。
- データ化されていない直感、経験、空気感、未来予測など、「非合理的な感覚」を持っていることが、これからは相対的にすごく重要になってくると思います。
- 人間と生成AIがそれぞれ高め合うというビジョンですね。
- 「これからは、行動力が大切になる」ということです。
- 「つくる」ことのハードルが低くなった時代には、「行動する人間」だけが抜きん出ることができます。
- 生成AIが登場したことで、高度なスキルなしにアウトプットを生成できるようになりました。そうなると、AIに大量にアウトプットさせた中から「選ぶ」という行為は、そのドメインが好きな人がやった方が良いものになります。
- 「リスクがあるのは当たり前だ」という前提の上で、ケースごとに慎重に、丁寧に、セーフティネットを何重にも張って向き合っていく必要があるということです。
- 「AIだからダメ」だったり、逆に「何をやってもいい」ということにはならないんです。
いかがでしょうか?
本当に素晴らしいですよね(..◜ᴗ◝..)
♪空を見て 気づいたんだ 世界は愛で溢れている♪
以上になります。
【追記】
https://japan.cnet.com/article/35220658/
さすが孫正義さんです。