いま気になってること

デジタル経済は不公正?

では我々は何をすればいいのでしょうか?


https://wpb.shueisha.co.jp/news/technology/2024/06/25/123641/

今や私たちの暮らしに欠かせない存在として、日常生活に便利さや快適さをもたらしてくれるデジタル技術。

一方、そうしたデジタル社会の基礎を支えるビッグテック(巨大IT企業)の影響力が日に日に拡大していることで、大量に集積している個人情報の取り扱いが不透明であるなど、新たな問題も指摘されている。

日々、進化する最新のテクノロジーが社会の姿を大きく変える中で、公正なデジタル社会を実現することは可能なのか?

各国の現状や動きを紹介しつつ、この問いに正面から向き合うのが、内田聖子氏の新刊『デジタル・デモクラシー』だ。

(中略)

日本はどちらかというとアメリカ寄りでしたが、近年はEUの動きも参考にしながら、総務省やデジタル庁、個人情報保護委員会、公正取引委員会などがルール作りに取り組んでいます。ただ、有識者会議の結論が玉虫色になるケースが多いのが残念ですね。

その背景には、アメリカのビッグテックによる圧力があるのかもしれませんし、日本社会ではデジタル経済の不公正に関する問題意識が広く共有されておらず、市民からの抗議の声や突き上げが少ない......ということもあるのかもしれない。

だからこそ、本書を通じてデジタル経済の負の側面と、それと闘う市民たちの存在に気づいてほしいと思います。

うーん、まあ正論ではあると思うんですけど、どうも腑に落ちない感じがしちゃいます。

その大きな理由は、我々にビッグテックと闘ってほしいと訴えながら、具体的に何をすべきかが示されていないためです。

うがった見方をすれば、「私たちはこんなに必死に頑張ってるのに、あなた達はいったい何をやっているの!」とも受け取れちゃいます。

  1. アメリカのビックテックの圧力があったら、どうすればいいのか?
  2. デジタル経済の不公正に関する問題意識をもったとして、具体的に何ができるのか?
  3. 市民からの抗議の声や突き上げは、どのようにやればいいのか?

ぜひぜひ、これまでの豊富な経験をもとに、次の記事でお示し願います。

1については、ほんの少し似たようなこととして、1990年代〜2000年代に、Micrisoftのアンチトラスト法問題がありました。

https://japan.cnet.com/article/20063039/

私は当時、WebブラウザはInternet Explorer(IE)ではないNetscape Navigatorなどを使用し、また、著名なWebマガジンに「IE反対」的な寄稿もしていましたが、なーんの成果も出すことはできませんでしたので。

♪意味があるのか無いのか 結果が出るか出ないか もっかいやっても無駄か 全部やって確かめりゃいいだろう♪


以上になります。


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