いま気になってること

DXについて誤った説明はやめてください。お願いします!


https://diamond.jp/articles/-/339214

巷では「DX」「DX」の大合唱が呪文のように続いています。しかし現場からは、「仕事が増えただけで売上はなかなか上がらない」という悲鳴が聞こえてきます。そんな悲劇を解決すべく、1000社以上の問題を解決してきたITコンサルタント・今木智隆氏が書き下ろしたのが『DX沼からの脱出大作戦』(ダイヤモンド社)です。本連載では、さまざまなデジタルの「あるある」失敗事例を挙げながら、なぜそうなってしまうのか、どうしたら問題を解決できるのかをわかりやすく丁寧に解説していきます。ECサイトやSNSの運営に携わっている現場の方、デジタル広告やデジタルマーケティングに関わっている現場の方はぜひご一読ください。

(中略)

小売店でもレストランでも何でもよいのですが、リアルな店舗を思い浮かべてください。

店構えがあまりにも汚かったりすると、思わず入るのをためらってしまいますね。店員の接客態度が酷すぎたら、「こんな店には二度と来るか」と思うでしょう。

リアルな店舗の場合、お客さまがその店に感じている不満は傍目からでも何となくわかるものです。

一方、オンラインのサイトはどうでしょうか。

サイトに何人やって来たとか、何人がどの商品を買ったといったことはデータを見ればわかります。けれど、サイトにやってこなかった人、あるいは商品を買ったけれど「二度と来るか」と思った人のことはわかりません。

オンライン上のデータからわかるのは、あくまで「そのサイトで買い物をした人」のことだけ。「そのサイトにやって来なかった理由」や「お客さまの不満」というのは、データからは見えないのです。

あまりにも呆れてしまったので、失礼な内容をお示しさせていただきますm(。≧Д≦。)mゴメンナサイ!!


まず、『DX』(Digital Transformation)とは、「デジタル技術が人間の生活のすべての側面に引き起こす変化」のことです。

大切なのは「X」の『トランスフォーメーション』=『変化』であって、『デジタル化』や『デジタライゼーション』なんかでは、けっしてありません。


※ChatGPT Plus(GPT-4)より引用

デジタライゼーションとは、アナログ形式の情報をデジタル形式に変換するプロセスを指します。これにより、情報がコンピュータシステムで容易に処理、保存、伝達、アクセス可能になります。デジタライゼーションは、紙の文書、写真、音声、ビデオなど、様々な形態の情報やデータをデジタル形式に変換することを含みます。

このプロセスは、情報技術の使用を増やし、データの管理とアクセスを改善することで、効率性、アクセシビリティ、共有の容易さを大幅に向上させます。デジタライゼーションは、ビジネス、教育、医療、政府機関など、多くの分野での運営の効率化に貢献しています。

また、デジタライゼーションはデジタルトランスフォーメーションの初期段階と見なされることもあります。デジタルトランスフォーメーションは、デジタル技術を利用してプロセス、文化、顧客体験を根本的に再考し、改善するより広範な概念です。デジタライゼーションによってデジタル化されたデータは、これらの変革の基盤となります。


DXとはデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略称で、組織がデジタル技術を活用してそのビジネスモデルを根本的に変革し、プロセスを再設計し、顧客体験を向上させることを指します。DXは単にテクノロジーの導入にとどまらず、組織文化の変革ビジネス戦略の見直し新たな顧客価値の創出にも焦点を当てます。

デジタルトランスフォーメーションは、以下のような様々な側面を含みます:

ビジネスプロセスの最適化:業務の自動化や効率化を通じて、コスト削減や生産性の向上を図ります。

顧客体験の向上:デジタル技術を活用して顧客のニーズに応え、よりパーソナライズされたサービスを提供します。

新たなビジネスモデルの開発:デジタル技術を駆使して新しい収益源を見つけ出し、市場での競争優位性を確立します。

組織文化の変革:デジタルを中心とした思考方式を促進し、より柔軟で革新的な組織文化を育成します。

DXは、変化する市場や消費者の要求に迅速に対応し、持続可能な成長を達成するために、多くの企業や組織にとって重要な戦略となっています。デジタル技術の進展により、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能(AI)、機械学習、モバイル技術などがDXの推進力となっています。

冒頭の記事ですが、こういう『DX』をなんにも理解していないのに、「我が社はDXで行くんだ!」などとほざいているお偉いさん達に対しては、ある程度の意味があるかもしれません。

しかし、そういう方々は、こういう記事をまず間違いなく絶対に読みませんよ。

だって、流行りを追いかけているだけで、自分では一切実践しませんからね。

『働き方改革』を叫んでいながら、「テレワーク」や「リモートワーク」をほとんどやらなかったのと、まったく同じパターンです。

で、「仕事が増えただけで売上はなかなか上がらない」などと、いつも愚痴らざるを得ないような方々が、こういった記事を好んで読まれるわけです。

そうすると、「ほら、DXなんてなんの価値もないんだからやりたくねーんだよ」とかって、『DX』に対する考えがものすごく否定的になっちゃうんです。

『AI』も同様ですけど、私の周りにも、そういう人たちが腐るほどいらっしゃいます。

絶対にダメなんですよ、それじゃ!

繰り返しになって恐縮ですが、『DX』の肝は「X」の『トランスフォーメーション』=『変化』です。

これは私の個人的な考えでしかありませんが、なんらかの『変化』を実現できるのであれば、別に『デジタライゼーション』は必須ではないんです。

そう考えれば、冒頭の記事がおかしいってことに、なんとなく気付かれますよね。

「そのサイトにやって来なかった理由」や「お客さまの不満」を知りたいのであれば、そうするための『トランスフォーメーション』=

『変化』を創造するために、今までにないアイデアを、みんなで必死に考えればいいだけなんです。

そのアイデアは、『デジタライゼーション』じゃなくって、電話とか出張とかでもいいんです。

んーと、私ならどうするかと言いますと、まずは『デジタライゼーション』を使って、今までにはないような実証実験をします。

おそらく、周りからは「そんなことやっても意味ねーよ!」とかって、けなされちまうとは思いますけど、そんなことはやってみなきゃわかりませんからね。

それがダメなら、『デジタライゼーション』に限らず、思い付くことをすべてやってみます。

だって、私は『変化』が大好きで『前例踏襲』なんてやってたらすぐに気が狂っちゃいますんで( ✌︎'ω')✌︎

だから諦めずに闘い続けるだけだ!

https://x.com/teppentenshin/status/1755064074059317318?s=46&t=Nopu_H2v2g5WkhrkVrl9jg


♪やがて洪水で すべて青く沈む前に 箱船に乗るかい? 君よ! 俺で変われ!♪


以上になります。


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