上野千鶴子さんのお言葉に同感したけど『決め付け』てるところがどうもダメです
https://president.jp/articles/-/79018
「子どもを産まない女は一人前じゃない」「なんで産まないの?」。日本ではそんな差別発言がいまだに残っている。どう返せばいいのか。社会学者の上野千鶴子さんは「相手はあなたの人生を真面目に配慮して言っているわけではないのだから、コケにして返せばいい」という――。
(中略)
■自分の人生を生きているか
■周囲の期待に応えたい女性たち
■オッサンメディアが女性に期待する役割
■やるべきでないこともある
■マーケットは自分でつくるもの
■上野千鶴子流ケンカの上達法
■こうして打たれ強くなった
■エネルギーになったのは邪気
■「男は論理的、女は感情的」のウソ
恥ずかしながら、私は上野千鶴子さんのことを存じ上げなかったのですが、ほとんどの主張に対して、同じ考えだよなーと思わされました。
特に同感させられた点は、以下になります。
- 優等生は自分が嫌いなことでも課題を与えられれば平均点以上にできてしまう、パフォーマンス力の高い困った人たち。
- なんといってもストレスをためずに、自分のやりたい仕事をやりたいようにするのが一番です。
- 差別者は想像力が乏しく、凡庸なことしか言いません。
- 論争というのは論敵に対してではなく、聴衆に対してするものです。
- 大丈夫、捨てる神あれば拾う神ありで、呼んでくれる人たちもいます。
うんうん、まったくそのとおりです。
ただ、Wikipediaで経歴を見させていただいたら、石川県立金沢二水高等学校→京都大学→京都大学大学院→日本学術振興会研究員→平安女学院短期大学(現:平安女学院大学短期大学部)専任講師と、ものすごいお方ではないですか。
メディア・デビュー作は「セクシィ・ギャルの大研究」(2009年5月15日刊行)ですか…。
もの欲しげな目に半開きの唇、しなりくねらせた肢体。世に流布するお色気広告を、上野千鶴子がズバリ分析。社会が演出し、女に演技を求めている「女らしさ」、男が演技したがっている「男らしさ」の実態を大胆に、そして軽妙な筆致であばき出す。男女ともにまとっている「社会的衣服」を身ぐるみはがされる、キケンで快感一杯の処女作。
うーむむむ、冒頭の記事でも感じたことですが(以下参照)、男性(オッサン)に対する『決め付け』があまりにもあり過ぎのようで、その点がどうもダメです。
- そういう役割を果たす女にはいつだってオッサンメディアからニーズがあります。
- 彼らは本当に無知と鈍感さから言っていますから、真に受ける必要はありません。
- オヤジ転がしがおもしろかったというのもいくらかはあります。
- 彼らは面と向かって批判されるより、コケにされるほうが(とりわけ若い女に)ずっとプライドが傷つきます。
- 利害をちらつかせたら、彼らはかんたんに落ちます。
は???
私はオッサン・オヤジ・おじいさんですけど、ぜーんぶ違いますよ。
やっぱ、『決め付け』っていう行為は、どんなに偉いお方であっても、なんかがっかりさせられてしまうので、やめてほしいなーと思います。
♪感情がないわけではない ごめんなさい人形になりたい♪
以上になります。