戦争を「私事」として考えておいた方がいい気がします
ウクライナ情勢（ロシア・ウクライナ戦争）
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240220-OYT1T50176/
ウクライナ南西部チェルノフチの国境警備隊は2024年1月下旬の夜、国境から隣国のモルドバにひそかに渡り、徴兵を逃れようとした27歳と29歳の男を拘束した。
国境警備隊のイバン・アナニチェフ軍曹（21）は取材に、2人が「兵士になるために生まれたわけじゃない」と訴えていたことを明らかにした。
ウクライナはロシアの侵略に伴い18～60歳の男性の出国を原則禁じている。モルドバ、ルーマニアとの国境管理を担当するチェルノフチ国境警備隊は2022年2月の侵略開始後、4,250人超の出国を阻止した。
2023年後半、徴兵年齢の引き下げが議論されるようになってから20歳代前半の拘束者が増えている。警備隊は無人機も投入して密出国の動きを監視する。
同時に出国を手助けする闇ビジネスが横行している。アナニチェフ氏が拘束した2人も「案内人」に1人8,500ドル（約130万円）を支払ったが、「近くの村で車を降ろされ、手書きの地図を渡されただけだった」と嘆いていたという。
悲しいかな、終わりがまったく見えないウクライナ情勢（ロシア・ウクライナ戦争）ですが、ウクライナの20代の青年たちには、このような非常に悲しいことが実際に起きています。
日本国内では、「そんなん知らねー」って人が多いんですけど、本当にそれでいいんですかね？
硫黄島からの手紙
たとえば、少し古くなりますが、映画「硫黄島からの手紙」とかは、観られましたか？
https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=2176/
2006年公開のアメリカの戦争映画で、日本人としては、渡辺謙さん、二宮和也さん、伊原剛志さん、加瀬亮さん、中村獅童さんなどの豪華俳優が出演なされています。
私が個人的にすごく印象に残っていることとして、加瀬亮さん演じる清水洋一が憲兵として配属された直後、民家で飼われている犬を殺害しろという上官の命令に背くシーンがありました。
あなたは、こんなに残酷極まりないシーンを目前で見たら、どのような気持ちになられますでしょうか？
戦争を「私事」として考えておくことの重要性
繰り返しになってしまい恐縮ですが、冒頭の記事のとおり、ウクライナでは徴兵を逃れようとした若者が国境警備隊によって拘束されました。
この若者が「兵士になるために生まれたわけじゃない」と訴える気持ちぐらい、よーくわかりますよね。
ウクライナの調査研究機関「キーウ国際社会学研究所」が2024年2月、実施した世論調査では「ウクライナが向かっている方向は正しいか」を尋ねた質問に、46％が「正しくない」と回答し、「正しい」（44％）を上回った。結束で試練を乗り越えてきたウクライナは再び忍耐力を試されている。
2024年2月24日でロシアによるウクライナ侵略の開始から2年となる。侵略３年目に入るウクライナ情勢を展望する。
周知の事実ですが、日本国憲法第9条では、戦争を永久に放棄していますから、戦争は起きません。
なお、「北朝鮮が日本列島に弾道ミサイルをぶち込んできたらどうなるんだよ？」などについては、いろいろな言い分がありますので、ここでは触れません。
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
しかし、この日本国憲法第9条の改正については、今の自衛隊を明記すべきかどうかについてが主な論点として、国会などで論議が継続しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231206/k10014280031000.html
そのような中で、我々日本国民というのは、戦争を「私事」として考えておかなくて、本当に本当に本当に、いいんでしょうかね？
もしももしももしも、日本において戦争が現実味を帯びてきてしまったら、たとえば出国を手助けする闇ビジネスにだまされてしまいませんかね？
そんなことにだまされないために、自分はどうすべきなのかを、考えておく必要はないんですかね？
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024022000610
ウクライナでの終わりの見えない戦争を背景に、安全資産とされる金の価格が歴史的高値圏で推移している。円建てでは、一時1ドル＝150円台まで進んだ円安の影響もあって1グラム＝1万円台に定着。不測の事態に備えて金を購入する動きは若年層にも広がっており、人気は当分続きそうだ。
2022年2月、ロシア軍がウクライナに侵攻を開始。虚を突かれた市場は、価値が安定し、現金化しやすい金に資産を移す「有事の金買い」で反応した。2023年には中東パレスチナでも武力衝突が発生、国際指標のニューヨーク金先物相場は2023年12月に1トロイオンス（約31グラム）＝2,152.3ドルの史上最高値を更新した。
あ、いつもの余計なお世話っすｍ(｡≧Д≦｡)ｍｺﾞﾒﾝﾅｻｲ!!
♪悪魔と天使の世界で こちらが正しいとか あちらが間違ってるとか 解らないんだ 「賛成」と「反対」の間に 「答」が生まれればいい 正しさを主張するだけじゃ 「答」じゃないんだ♪
以上になります。
