#何回も見ちゃう映画は?
「孤狼の血」です
松坂桃李(日岡秀一)の演技にいつも号泣します
昨日(2024年2月11日)、映画「孤狼の血」を娘と2人で観ました。
『孤狼の血』は、柚月裕子の小説『孤狼の血』を原作とした日本の映画。白石和彌監督、役所広司主演で2018年5月12日に公開された。R15+指定。
広島県を舞台に暴力団の抗争、警察の癒着・腐敗などを描いた作品で、『孤狼の血シリーズ』第1作。
昭和49年(1974年)に広島県で勃発した、呉原市の暴力団尾谷組と広島市に拠点を置く五十子会による第三次広島戦争は、五十子会幹部の死と尾谷組組長(伊吹吾郎)の逮捕という痛み分けに終わった。血みどろの抗争が勝者無き結末を迎えてから14年が経ち、ヤクザ組織が群雄割拠する昭和は終わろうとしていたが、呉原市では尾谷組の残党に対し、五十子会の下部組織の加古村組が抗争を仕掛け、新たな火種が燻り始めていた。
ヤクザさんについて
一緒に観てくれた娘は、「どうしてヤクザなんていう人たちがいるの?」「どうしてヤクザは争うの?」という、とても正しい疑問を私に伝えてくれました。。
※ChatGPT Plus(GPT-4)より引用
ヤクザが存在する理由は、いくつかの社会的、経済的、歴史的要因によって説明されます。ここでは、その主な理由をいくつか挙げてみましょう。
1. 社会の隙間を埋める役割: ヤクザは、法律や社会の制度が提供しないサービスを提供することで、社会の隙間を埋める役割を果たしています。例えば、賭博や売春などの違法ながらも需要のあるサービスを提供することで、特定の社会的需要に応えています。
2. 経済的機会の提供: ヤクザは、正規の雇用機会が限られている人々に対して、収入を得る機会を提供します。これは、特に経済的に不安定な時期や、社会的に疎外された集団にとって魅力的な選択肢となり得ます。
3. 歴史的背景: ヤクザは、江戸時代にさかのぼる長い歴史を持ち、当時の社会の隅々にまで根ざしていました。彼らはもともと町人や商人の間で形成された集団であり、地域社会の秩序を維持する役割も担っていました。
4. 保護と権力の提供: ヤクザは、彼らの保護を求める個人や企業に対して、安全とセキュリティを提供します。これは、特に法律や警察による保護が不十分な地域や時期において、重要なサービスとなります。
5. 政治との関連: ヤクザは過去に、政治家や実業家と密接な関係を築いてきました。これにより、彼らは法律や政策に影響を与え、自らの活動を保護することができたのです。
これらの理由は、ヤクザが日本社会に根ざし続ける要因を説明していますが、現代ではヤクザに対する取り締まりが強化され、その活動や影響力は変化しています。社会の変化や法律の厳格化により、ヤクザの存在意義や活動範囲も変わりつつあります。
とても素晴らしい回答内容であると、私は思いました。
このような説明をできる人は、今の日本の世の中にはほとんどいないと思います。
だって、「ヤクザは悪い人たち」だって、何にも知らないまま、ただただ一方的に決め付けてるだけですからね。
もうひとつ、生成AIの回答を引用しておきます。
※ChatGPT Plus(GPT-4)より引用
ヤクザの抗争にはいくつかの理由がありますが、主に以下の要因が挙げられます。
1. 利益の奪い合い: 最も一般的な理由の一つが、違法な活動から得られる利益をめぐる競争です。賭博、売春、薬物取引、恐喝などの活動から得られる収入は莫大であり、これらの市場を支配しようとする異なるヤクザグループ間で競争が生じます。
2. 縄張り争い: ヤクザは特定の地域や業界における縄張りを重視します。縄張り内での犯罪活動や経済活動からの収入は、そのグループの権力と直接関連しています。他のグループがその縄張りに侵入しようとすると、抗争が起こり得ます。
3. 権力闘争: ヤクザの内部構造においても、リーダーシップや権力構造の変化が抗争の原因となることがあります。組織内部の後継者争いや、他のグループとの権力闘争は、しばしば暴力に発展します。
4. 名誉と報復: ヤクザの文化では、名誉や尊厳が非常に重要な価値とされています。他のグループからの侮辱や攻撃は、報復によって名誉を守る必要があるとされ、これが抗争の引き金となることがあります。
5. 組織間の合併や解散: ヤクザの組織が合併したり、あるいは解散する際にも抗争が起こり得ます。これらの変化は、権力構造の不安定さをもたらし、抗争を引き起こす可能性があります。
6. 政治的、社会的な変化: 社会的な変化や政治的な圧力もまた、ヤクザ間の抗争を引き起こす要因となります。例えば、法律の変更による取り締まりの強化が、既存のバランスを崩し、新たな抗争を引き起こすことがあります。
ヤクザの抗争は、これらの複合的な要因によって引き起こされることが多く、その結果として暴力や犯罪が生じることがあります。これらの抗争は、一般市民にも影響を及ぼすことがあり、警察や社会全体にとって重大な問題となっています。
こちらも、おそらく100点に近い回答なのではないかなと、私は思います。
この説明をできる人も、ほとんどいないと思います。
こちらの理由も簡単でして、ほとんどの方々は、ヤクザさんに対して、そもそも「理解しようとする気持ち」が、まったくありませんからね。
まあ、私もヤクザさんとは、大した接点などがあるわけではありません。
ただ、十代の頃は漫画「本気!」の白銀本気に、本気で憧れていました。
また、二十代では偶然本物のヤクザさんとお付き合いすることになり、四十代ではエンコなされている元ヤクザさんと本気でやり合って殴られそうになったことがあります。
ですので、「理解しようとする気持ち」は、ずっと持ち続けています。
これだって、『ダイバーシティー』のひとつなんじゃないですかね?
違いますか?
映画「孤狼の血」について
とはいえ、映画「孤狼の血」で描かれているヤクザさんの言動は、そりゃー酷くて恐ろしいものです。
私は映画を観ると、必ず「自分がこの立場になったらどうすればいいのか」を考えるんですが、マジでムリっす(;°-°;)))
自分に対する拷問も耐えられませんが、目の前の家族に対してやられますので、絶対に気が狂いますヽ(゜ロ。)ノ
主な登場人物(私の勝手な感想)
【呉原東署】
- 大上章吾:役所広司さん ★ピカイチな演技
- 日岡秀一:松坂桃李さん ★ピカイチな演技
【広島県警】
- 嵯峨大輔:滝藤賢一さん
【五十子会(広島仁正会)】
- 五十子正平:石橋蓮司さん ★ピカニな演技
【加古村組(広島仁正会)】
- 野崎康介:竹野内豊さん ★微妙な演技
【全日本祖国救済同盟】
- 瀧井銀次:ピエール瀧さん ★「凶悪」での物凄い怖さとは違う演技
【呉原金融】
- 上早稲二郎:駿河太郎さん ★「アバランチ」での藤田さーん(泣)
【尾谷組】
- 尾谷憲次:伊吹吾郎さん
- 一ノ瀬守孝:江口洋介さん ★ピカニな演技
- 永川恭二:中村倫也さん ★ピカニな演技ですが頑張ってます
【一般人】
- 高木里佳子:真木よう子さん
- 岡田桃子:阿部純子さん
- 高坂隆文:中村獅童さん
- 上早稲潤子:MEGUMIさん
- 善田新輔:九十九一さん
- 善田大輝:岩永ジョーイ ★「クローズ」でのブラウンさーん(泣)
俳優の方々はみなさん、素晴らしい演技をなされています。
特に、役所広司さんと松坂桃李さんのコンビは素晴らしいに尽きます。
行方不明になった大上は、五十子会に入った善田大輝に殺されます。
日岡は、大上の死を知り、現場に死に物狂いで走って向かい、その大上の悲惨な死に方を見て、大声で叫びます。
その後、善田の養豚場で大上が愛用していたZIPPOを見つけ、善田を半殺しにします。
そして、自宅に戻った日岡は、嵯峨から依頼されて作成していた、大上の行動に対する極秘メモを開きます。
すると、そこには、大上が日岡に対して残してくれた、愛情溢れる手書きのメモが!
その時の日岡の表情を見るたびに、私は号泣します…うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
まあ、こんな気持ちをわかってくれる人は、すげー少ないと思いますけどね。
一番悪いのは誰なのか?
この映画では、あまり問題視するような演出になってはいませんが、一番悪いのは警察のお偉いさん達です!
最後の方の嵯峨とか、日岡にヒヨっちゃってますから、『カッコ悪い』の極みです。
そして、今の世の中には、レベルの差こそあれ、こういう人たちが腐るほどいます。
だから、私は、
精神的にカッコ悪い人間だけには絶対になりません!
♪過ぎ去った悪態 思い出す 恥ずかしくなる 諸行無常を ぶっ放して 生きなきゃ損♪
以上になります。