9月は私たち夫婦にとって特別な月なのだ。

3人の子どもたちはみな9月生。

偶然だけど、特別には十分すぎるほどの理由だろう。

日にちを見て、あぁ、今日はあの子の誕生日だな、とか、

たぶん、夫は思わない。

思わないっていうか気づかない。

気づかないのはなぜか分かった。

そもそもそういう脳の作りじゃないのだ。

私は夫は発達障害だと思っている。

でもそう思うと合点がいくことばかり。

思い出す、という感情が奴は欠落している。

だから感傷的にもならないし、
過去のことなんて気にもならない。

とにかく思い出さないのだ。

思い出すことがないなんてある意味幸せだろう。

辛い思い出ばかりを思い出しては死にたくなる私は羨ましいくらいだ。

だから私とは合わない。

子供のことも気にならない。
どうだっていいし、どうでもいい。
私のことも気にならない。
死んでいようが、生きていようが。

そんな男に執着していた私は本当あほだ。

責任感のない親、夫なのに。

思いやりのかけらもないのに。

私と同じ思いになることがそもそもないのに。

なんで一緒にいたんだろう。

私もまた、頭がおかしいんだろうな。
きっと。