ハマる心と甦るビーズネットドレス
というわけで…
買っちゃいました。
「天然石ビーズのシンプルアクセサリー」
って本を…。
天然石ビーズを使うものとして
ワイヤーなど使うものが多いですが
私のハートを更に突き破ってきたのがコレでした。
ヘンプや皮ひもを編んで、それに天然石ビーズを組み込んでいくもの。
ちなみに今チャレンジしたいのはこれです!
これにコインビーズ、メタルビーズを付け加えてアレンジしたい。
紐を編む…ビーズ…
心にきゅん
とするはずだよね…。
古代エジプトにも、ビーズネットドレスってのがありました。
ビーズを紐で編みこんだネットドレスなんですけど
あたし、当時これに大フィーバーしまして
卒論テーマにしたくらいでして…。
↑当時、書き上げた卒論の目次
懐かしさのあまり、引っ張り出してきちゃいました。
んも~~っ!!!
あったんじゃん!!
ハマルあたしの原点っ!!!
現代もたくさんの天然石ビーズが使われていますが
古代エジプトも色んなビーズが使われていました。
赤色に紅玉髄、メノウ、碧玉
白色に石英、玉髄、アラバスター、塊状滑石、雲母
黄色に碧玉髄
黒色に黒曜石、石灰石、蛇紋石、赤鉄鉱、斑岩
青色にラピスラズリ、トルコ石
緑色に碧玉、孔雀石、長石
茶色にガーネット
ピンク色に石灰岩
黒白の斑点に閃緑岩
無色に水晶
そして、よく知られているファイアンス。
ファイアンスビーズ(青色、緑色)ってのもありました。
白いリネンのタイトドレスの上に
このビーズネットドレスは重ねるように着ていたと思われます。
現存してるものが、本当に無いんです!!!
クァウ出土、第4王朝のものが復元されてあります。
たしか、ライデン博所蔵って文字を見つけて
それを見たさに、ヨーロッパを周った当時行ったのですが
展示されていませんでした…。
やっぱり貴重だからな~。
網目はひし形です。
使われているビーズの色は青と緑で
ドレスの下の端はお花のビーズで飾られています。
ドレスはまるでノースリーブタイトドレスのような感じ。
ピラミッドが建てられた古王国にあったビーズネットドレス。
ビーズを編みこんだネットは
約2000年時代が下り、末期王朝時代になると
ドレスという形から、今度はミイラの上に被せられる形になります。
それは、なぜか?
って推察をテーマに選んだんですけど
あまりにもマニアックすぎて
当時、これに関する本が全く無く…
ビーズネットに関する残っている遺物を
時代ごとに集めようとするものの
現存しているものが、あまりにも少ない!!!
(時代に新しい末期王朝のビーズネットはけっこうありますけど)
だから、彫像、壁画、パピルス
様々なところから写真を撮り、図録をコピーし
とにかく、このビーズネットに関する絵、写真などを集めるため
毎日図書館で20冊~30冊リサーチしたものです。
肝心なビーズネットドレスにまつわる本が皆無!
どーしよー!!って思っていたところ
K子先生「おろちゃん!これに関する雑誌論文があるわよ!」
きゃ~(-^▽^-)!ありがとうございまっす!先生!!
って、K子先生から情報を頂き、どこの大学に所蔵してあるのかな~~?って
パソコンで検索してみると…
ない…
( ̄ー ̄; たら~…
あっても、わたしの欲しいシリーズの
1981年版のが無いっ!!!
日本に、無い~~っ!!!
どないしよおおお!!!!
K子先生に相談すると
K子先生:「University College Londonが所蔵してるわよ。」
おろ:「わたし、ぜひともコピーしにロンドンに行きますっ!!!」
この時、ヨルダン&エジプト5週間の旅から帰ってきたばかりで
バックパッカーの旅にはまってしまった私は
(この時にヨルダン&エジの旅が私のバッパーデビューでした)
夏の旅をギリシャへ行き、ミノア文明の発祥でもある
クレタ島のクノッソス宮殿、そしてアトランティス大陸伝説の
発祥となったといわれていたサントリーニ島へ行こうと思っていました。
これにロンドンをくっつけても別に何とかなるだろう!
というか、おもろいわー!
って勢いで言葉に出したものでした。
それより、この雑誌論文が無いと卒論が書けないので超必死ですよ!!
K子先生はサラサラ~~と、英語で何やら紙に書いてくれました。
「大学でコピーさせてもらうにはアポが必要なの。
これはその本をコピーさせて下さいってアポの文。
University College LondonのHPにメールアドレスが載ってるから
そこに送りなさい。」
ラジャっす!!!先生っ!!!
(K子先生!当時は大変御世話になりました!!)
早速HPへ行き、英語もろくすっぽもできない私は
食らいつくように画面をにらみメールを何とか送りました。
数日後、大学側から「OKよん」って返事を頂き
それをプリントアウトして持っていったのです。
当時、ロンドンへ渡り、返信されたメールに記載されていた住所を頼りに
たぶんここら辺だろうと、旅行のガイドブックの地図から場所を割り出し
たぶん、ここの地下鉄の駅が一番近いだろうと降りてから
道行く人に住所を見せて聞きまくり
何とかUniversity College Londonの図書館へとたどり着きました。
受付でプリントアウトした紙を出して中に入りました。
意外と図書館の中は狭かったです。
自分が必要としていた雑誌論文を見つけたときの嬉しさといったら!!!
本を持ってコピー機の前に出たものの
日本にあるようなコインを入れるところが無い…。
「えええ?これ、どーやって使うの???」
って、コイン投入口を探していたら
隣のコピー機を使っていたマッチョなお兄さんが
「自販機でコピーしたいだけの金額をカードにチャージするんだよ」
みたいなことを教えてくれて
早速自販機にコインを入れてカードを購入。
しかも入れた金額は2ポンド。
買った金額が大きすぎました。
コピーしたのは数枚です。
余った分は返金してくれるもんだと思って受付で聞いたら
「ごめんなさいね。これ、返金できないのよ。」
との答えでした。
がーん。貧乏旅行なのにー。
ヽ(;´ω`)ノ
何はともあれ、コピーするという最大のミッションもこなし
大英博物館で必要なサンプルも写真に収められたし
その前の旅で行ったエジのカイロ博でも必要な遺物の写真も
しっかりと収められたし(現在、カイロ博は写真撮影禁止)
もう身を軽くして、その後ギリシャへ飛んだのでしたー。
もちろん、無事にクノッソス宮殿も見れたし
サントリーニ島も行けました!
って、何だか思い出をしたためていたら
もうこんな時間!!
原稿やってなーーーい
(@Д@;
今からやります…

