いやー先月の話ですがリィンカネ終わるって信じられない
では最終章を語っていきます。多分2〜3回ぐらいに分けて記事投稿するけど許しておくれ

「敵」のいる地球にきたママ一行だが、まずは中央のドームへ向かおうとした。早速妙に明るい声のアナウンス(オートマタで出てきた「塔」システムサービスのアナウンスと同じ声優)の「巣箱」システムサービスの対空レーザーで狙われる。対空システムの死角を迂回して対空レーザーを止める。中央のドームは「巣箱」というらしい。10Hが遺した「敵」の座標は巣箱の中。


要は全て固定編成のイベントバトルですよってことです。

そして人類を監視してきた量子サーバーのAI「彼」(CV:花江夏樹)と「彼女」(CV:石川由依)レプリカント1.22のEエンドでカイネと戦ったキャラたちですね。滅びゆく歴史のデータをただただ観測し続ける二人、その先にあるのは…?

防衛システムは「檻」のキャラたちが住んでた世界を再現したバトルフィールドで行われ、ママ一行は困惑しつつも立ち向かう。

第2の対空システムを停止させるために過去データにアクセスするとなんと!オートマタの黒幕「赤い少女」(CV:中田譲治)が!!

オートマタ本編終了後、「塔」も崩壊したためいずれ消え去る運命にあった中田女児…もとい「赤い少女」は機械生命体、アンドロイドの戦争は痛み分けに終わった事を悔やんでいた。そして彼らの痛みを一身に受け止めた。

そこへ白い「彼女」が現れる。「彼女」は手を差し伸べるがデータの限界を迎えた「赤い少女」は「彼女」に吸収される形で消滅してしまった。「彼女」はその後意志を継ぐように地球全土を機械生命体の生みの親である「エイリアン」たちの母星を再現した構造物で覆い尽くして凍りつかせてしまった。「檻」は地球の地域を再現したものなので地球が「檻」に似ているのではなく「檻」が地球に寄せた外観になってしまったのだ。

主要な対空システム2個を停止させたママ一行はまた「巣箱」防衛システムと戦闘する。王国や魔法学舎を再現した戦闘フィールド内でウイルス…もとい黒い敵とそれぞれ関連するキャラたちが戦う。黒い鳥の正体は「敵」が送り込むウイルスだったのだ。


最終防衛システムにアクセスしたママ一行、そこに記されていたのはにわかには信じがたい真実だった。地球かつて存在した無数の量子サーバーの内、神話の森の大樹内部のサーバーを管理していた管理人の一人「彼」。「彼」の目的は永遠の人類の行く末の観察。すなわち終末していく世界を見届けることだった。果てしない歴史の先にあるのは人類の始点。繁栄から衰退、始まりから終わりへの永遠のループだった。

このループに絶望した「彼」はサーバーに自身のひずみを加える…するとループではない別の道。無数の世界の分岐を見たのだ。「彼」はそれを「異分岐」と呼んだ。「異分岐」は人々の選択によって生まれる歴史、無限にも等しい可能性。彼はそれも観察していった。
その過程で自分のコピーとも言える伴侶を創った。それが「彼女」だったのだ。



「巣箱」のゲートが解錠され、妙に明るいアナウンスによれば「スペシャルなプレゼントが用意してある」とのこと…オートマタのようにプレゼント(という名の罠)かもしれないのでおるにすを含めた大多数のプレイヤーは9Sのような怒りと疑心暗鬼に陥ったような感情で門を潜っただろう。待ち受けるのは希望か、絶望か。



以下感想駄文
「彼」と「彼女」は元々双子ではなかったんだね。NieR史に残らない薄い展開(単なるソシャゲ)と思いきや、スマホゲームなりにストーリーやメタシステムは気合が入るというか頑張ってるなと思いました。世界の規模が一気に壮大になって荒唐無稽にも近い話になってきたけど太陽と月の物語よりはストーリーやファンサービスしっかりしてて個人的には好き。
異分岐からいろんな情報を寄せ集めた月面データベースが「檻」なんだ!そこを襲撃しようとした「敵」の真意とは…?後半へ続く

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