デュープリズムについて語ります。

攻略本を見ながら書いてますが最後のプレイが10年前でうろ覚えの部分もあるので間違ってたらスミマセン(_ _)

ひとつの世界にふたつのファンタジーをコンセプトに二人の主人公から一人を選んでストーリーが展開していきます。(選ばなかった方は後に協力者として出てくる)そしてストーリーも大筋は同じですが若干(後半は大幅に)異なっていきます。

古代の魔導師達…通称エイオンが遺した【遺産】というマジックアイテムを求めて時に戦い時に協力しあって【遺産】を求める旅に出る二人の少年少女のお話です。


登場キャラ紹介


【主人公】

・ルウ
左側の男の子の主人公
クレアという恋人を生き返らせたいという願いで【遺産】を求める
アーク・エッジという狩猟用の大斧を振るう
倒したモンスターに変身出来る能力を持つ
生真面目な性格
ミントからは暗そうなやつと言われている
彼を選ぶと切なくシリアスなストーリー展開が楽しめる。

・ミント
右側の女の子の主人公
東天王国という国の『元』王女で国を追われた腹いせに【遺産】で世界征服を目論む
デュアル・ハイロゥという2つのリングで格闘する
魔法を扱う事をできる(ただし我流)
伝家の宝刀飛び蹴りで荒事は解決する
我儘な性格
ルウからは嵐のような人と思われている
彼女を選ぶと笑えるギャグシーン多めのストーリー展開が楽しめる。

【クラウス一家】

・クラウス
カローナの街で骨董品店を営む男性
よく足を悪くする
プライベートでは家族想いのいい父親だが【遺産】の研究を行っておりルウとミントに協力を依頼する

・ミラ
クラウスの妻で研究熱心の夫に呆れつつも家族のサポートを行う気丈な人
料理が得意で川辺で野宿するロッドに弁当を届けたりディナーに誘う間柄
もとは名を馳せた剣豪だったらしい

・エレナ
クラウスとミラの1人娘で能天気でのほほんとした女の子
ルウが初対面でおたまに変装していたためおたまだと勘違いしたりミントが苦手なカボチャのモンスターをたやすく手懐けたりモンスターのいるダンジョンに1人で突っ込んで大ボケをかますなどムードメーカー的存在


【ライバル】

・ベル
デュークとコンビを組む名うてのトレジャーハンターデュークの姉貴分
年齢を聞かれたりするのが嫌いでミントに年増と言われた際には動揺し激昂していた。デュークと組む以前ミントとコンビを組んだ過去があり(しかし抜け駆けされて財宝を横取りされたので)ミントを目の敵にしている
大サンゴ海で見つけた発掘兵器であるヘクサゴンを愛用している。魔法が得意

・デューク
ベルとコンビを組むトレジャーハンター
創作の登場キャラや人物になりきって戦う持ち前の技「なりきり」を得意とする
ルウをライバル視し度々勝負を挑む。河川敷の剣士ロッドとも仲がいい
ベルが魔法メインなのに対しこちらは格闘主体で戦う


・ブラッド
カローラの森を住処としているゴロツキ兄弟の兄貴分
【遺産】を求めている…のだがスモーキー共々抜けているところがあり情報に全くたどり着けないどころか序盤でエレナを羽交い締めにして金を盗もうとするがルウ編ではおたまに変身したルウにボコボコにされ、ミント編ではミントに飛び蹴りを喰らいボコボコにされるという醜態を晒す。ブラッド&スモーキーとはストーリー中何度か再戦が可能(弱いけど)
ダッシュでの斬りつけ連撃が得意

・スモーキー
カローラの森を住処としているゴロツキ兄弟の弟分
語尾に「ッス」をつけウヒョーやウヒョヒョなど変な笑い方で笑う
動けるデブで戦闘では大ジャンプをしてプレイヤーの背後に回り込みふっ飛ばし効果のある一撃をお見舞いする。余談だがブラッド&スモーキー戦ではブラッドかスモーキーのHPを0にすると戦闘終了となり倒したモンスターとして記録される。武器屋で討伐モンスターとして換金も可能(人間扱いされてないよかわいそうに


・ロッド
熱いソウルを持ち、愛犬ジョニー・ウルフと共に世界をさすらい最強を目指す剣士兼鍛冶屋。父親が世界最強クラスの剣士(名はプレスキン)だったが死別して永遠に父を超えることができなくなったため、父親とは別の方向で最強を目指している。カローラの街の河川敷でテントを張り野宿をしており、よくミラに夕食に誘われたり弁当を届けてもらう間柄。自分の作った武器で戦うというこだわりがある。彼とは1日1回ファイトマネー(要するに掛け金)を賭けて戦うことが可能。物語が進むにつれ使う武器が強くなっていき、(シルバーブリーズ→ゴールドゲイル→ブラックトルネード→ダークハリケーンの順)最終武器ダークハリケーンになった場合はバトルするごとにパラメータが上がっていき最終的にはステータスがカンストする。愛機のボートはスカーレット・タイフーン・エクセレントガンマ(ミントからは略してスカタン号と呼ばれる…尤もロッドは略すなと怒っているが)という古代の技術の結晶とも言えるボートを使う(作中描写から見るにかなり速い船らしい)ちなみにこのボートは恋人ルシーヌの形見


モンスター(一部抜粋)

・おたま
本作を代表するモンスター カローラの森に生息
かわいらしい瞳と大きな口が特徴
亜種にくろおたまがいる。

・ガーゴイル
カローラの森のアトリエに通じる隠し通路を守るドラゴン
最初は石像に擬態していた。

・ティグレ
カローラの森の銀色のトラ。動きが素早く飛びかかりや噛みつきなどで攻撃してくる。体験版ではサーベルタイガーという仮称がつけられていた。

・グドン
地下遺跡に生息するサンショウウオっぽいモンスター
動きは鈍いがタフで火炎攻撃が強力

・キングアント
地下遺跡に生息 通常攻撃に耐性があり遠隔攻撃をしてくる 火に弱い

・スペクター
ゴーストテンプルに生息する手足の長い人型モンスター
水や冷気で炎を消すことが出来る

・スケルトン
ゴーストテンプルに生息する剣と盾を持った骸骨。普段はバラバラになり骨に擬態している。

・パペット
ドールマスターの指揮下のもとゴーストテンプルで量産されている魔法人形
単体では大したことないが複数体で現れるため自ずと乱戦になりやすい
突進しながらのラッシュが脅威

・ガムルぞく
ガムル樹海に生息する先住民族
中立的な敵でこちらから手を出さない限りは襲ってくることはないが一度攻撃すれば小屋から無限に湧いて襲いかかってくる

・マグマグ
怒りの山に生息。溶岩のようなモンスター
風の影響を受けない。

・ドドンゴ
怒りの山に生息。大柄な体躯に巨大なハンマーを持つモンスター
繰り出す技はどれもパワフル

・くろおたま
怒りの山に生息
おたまよりも素早く、凶暴な亜種
マグマから飛び出してくる奇襲に注意。

・キノコボーヤ
メルのアトリエのミニゲームで登場
中立的だが怒ると反撃する。

・インプ
メルのアトリエのミニゲームで登場
ジャンプしたあとに放つ星などで遠隔攻撃をしてくる。

・モケドリ
メルのアトリエのミニゲームで登場
外見はかわいらしいがつつき攻撃が厄介
メルのアトリエ内にも数匹存在しており(その中の1体はセーブ役を兼ねている)彼女の使い魔的な存在

【ガーディアン】

・ナイトメア
カローラの森のアトリエを守るガーディアン
青いユニコーンのような馬
突進攻撃とジャンプ攻撃を駆使して牙を向く

・スカルビースト
地下遺跡を守るガーディアン
基本的には無敵だが火を吐いたあとの煙を出しながら点滅してる時が攻撃のチャンス
逃げる戦闘と倒す戦闘があり逃げる戦闘では体力が表示されない

・アシュラキマイラ
ゴーストテンプルのガーディアン 人型だが人間の頭と弱点の怪物の頭と骸骨の頭を持つ異形
イベントシーンでは扉越しからのブーメランやなにもない所から影のように現れルウに不意打ちをした。
計4体おりそのうちの3体と戦うことになる。
1戦目は残影術や舞刀術を使う格闘型
2戦目は召雷術や幻舞術を使う魔法型
3戦目は上記2体の技をいいとこ取りした万能型と戦うことになる。
4体目はデュークに倒されたため詳細不明(ルウ編のみの登場)

・クラウドホエール
ガムル樹海のガーディアン 
白い鯨型で口腔内が弱点
外側からの攻撃は一切通用しない
そのためバキュームブレスで口腔内を覗かせたときに魔法を撃ち込む戦いになる。
イカダの上での戦いなのでサーフィスウェイブなどで流されないよう注意(ミント編のみの登場)

・ゴロタン
厳密にはガーディアンではないが一応説明
メルのアトリエのボス。メルからは「雷獣」と呼ばれている。
メルの周りを浮いている猫のようなフォースたちの兄で戦闘の際はフォースを纏ったり飛ばしたりしながら落雷のような電撃や追尾する電撃を放つ
プリマドールのエネルギーが切れた際にゴロタンの電気を浴びせればどうにかなるかもしれないとメルに言われた主人公たちにその電力を利用されることになる。

【協力者】

・メル
カローラの森の奥深くにファンシーな空間を作りそこにアトリエ(魔導師の研究所のようなもの)を構えている年齢不詳の女魔導師
非常に博識でエイオンほどではないが大抵のことは彼女に聞けば分かる知恵袋的な存在
クラウスからはあまりのファンシーさ故に畏怖の念を抱かれている。


・ウィーラーフ
怒りの山の頂上に棲む人語を話すドラゴン
非常に高圧的で力を認めた者には協力するが力のない者や邪な者には非協力的
「怪焔竜」の異名を持つ
メルとは古い友人


・マヤ
東天王国の王女でミントの妹。普段は落ち着いた丁寧な口調だが裏表が激しく動揺したときやミントとの喧嘩の際には結構姉ゆずりの荒々しい言動を取ることも。国宝である【遺産】ブック・オブ・コスモスを常に携帯している。



・クレア
ルウの恋人。数年前行き倒れになってたルウを救い以後山奥の小屋で同棲生活を始める。得意分野は料理
3年前にルウを襲撃した怪人「死の右腕」にルウをかばったことによって命を奪われている



・プリマドール
地下遺跡の魔導師エルロイの手によって作られた湖畔の遺跡の封印を解くための魔法人形。当初は感情がなくアクセサリーを集める必要があったがアクセサリーを集めたあとは見た目通りの子供らしい性格になる。

【東天王国、エイオン関連】

・ドールマスター
東天王国の王女、マヤの臣下で仮面をつけた男性
マヤの数代前から仕えており年齢は曰く100歳超え。強大な魔力を持ち冷酷非情な性格
大掛かりな魔法を使う際や飛行の際は独特な形状の翼を広げる。
実はヴァレンの人形でありヴァレン復活のために動いていた。だが彼自体は額の石(デュープリズムの欠片)が魔力を持たなかったため他の人形の手を借りる必要があり3年前ルウを襲撃した「死の右腕」は彼のもう一つの姿であった
個人としての名は「ルシアン」
ミント編とルウ編で戦闘形態が異なる。

・サイコマスター
ドールマスターの腹心であり、魔法も彼に匹敵するほどで冷静沈着な性格。敵であろうとも敬語は絶やさない。どんなに危険な任務でも確実に任務を遂行しようとする。教会での戦闘とヴァレンの聖域での戦闘があり、ヴァレンの聖域内での最後の戦闘では普段は目を閉じていたが全力を出して開眼し戦う以外の生き方も死に方も知らないので最後の死闘で敗北した際はトドメを刺すように相手を仕向けたりした。戦闘面では正面からの攻撃には無効化した上でカウンターをしたり衝撃波を放ったりする。
個人としての名は「カーウィン」
サイコマスター、トラップマスター、モードマスターの3人は捨て子だったところをドールマスターに拾われたという過去を持つ

・トラップマスター
ツンツンの赤髪が特徴的な粗暴な口調で話すドールマスターの配下 ハリネズミと言われるとキレる。
相手をいたぶる卑劣な戦い方が好きで戦闘の際は相手を特殊な戦闘空間に閉じ込めて戦う(曰く素で戦うとあたり一面焼け野原になるから)戦闘空間は9枚のタイルの足場の上での戦闘になりそこに鉄球や踏むと爆発するトラップを設置して戦う
個人としての名は「ナーシアス」

・モードマスター
妖しい魅力に満ちたドールマスターの配下の紅一点
ドールマスターには愛情とも取れるほど心酔している。
戦闘能力は皆無だがルウ以上の変身能力がありルウには変身できないモンスターや人物に変身することが可能。ルウに斬り捨てられそうになるとクレアに変身し撤退する卑怯さを見せる。モードマスターとして戦うのはルウ編だがミント編でもマヤに変身するなどしミントを惑わせたりマヤに扮してミントと戦ったりした。
個人としての名は「キリエル」

・死の右腕
本編開始前の3年前雪の夜にルウを襲った怪人
異形の右腕を持ち圧倒的な戦力でルウを追い詰め、さらにはルウの恋人のクレアを殺害した張本人
正体はドールマスターのもう一つの姿であった。(ルウ編のみの登場)

・アタナシウス
ブック・オブ・コスモスを作ったエイオン
自分の肉体が滅びる間際、精神をブックの中に転送し生きながらえている。並の魔導師では太刀打ちできないほどの魔力を備えており万物の事は彼に聞けば全て分かるという伝説がある。ヴァレンの人形であるルウに強い憎悪を抱き、戦闘。疲弊したところをドールマスターに魔力を吸い付くされて消滅した。(ルウ編のみの登場)

・ヴァレン
最大最強のエイオン 究極の魔宝である【遺産】デュープリズムを作った。あかつきの露とたそがれの露というビットのような使い魔がいる。前者はバリアに後者は護衛のモンスターに変身する。現在は肉体が滅び、魂だけの存在となっている。時空の流れから外れた永劫結界に護られて眠りについていたはずだが…?

ストーリーあらすじ
最後に体験版の冒頭文章を引用してルウ編、ミント編がどんな物語かざっくり説明します。

ルウ編
あれから3年がすぎても
まだ彼女のことを思い出す。
優しい春の雨のようなひとだった。
静かな秋の陽のようなひとだった。
彼女はいつも僕のそばにいてくれて
それだけで僕は幸せだった。

でも……。
彼女はもういない。
僕の手の届かない遠い遠いところへ
連れ去られてしまった。
彼女を取りもどすことができるのは
ただひとつ【遺産】だけだ……。

僕は……クレアを救いたい。

ミント編
グチったってどーにもならないけど
思い出すたびに腹が立つわ。
あたしは女王になるはずだったのに
ひねくれた妹に国を追い出されて2年!

それからは苦労、苦労、苦労の日々!
ったく、どーしてあたしがこんな目に!?

そりゃ、ちょっとだけワガママで
ぜいたくしすぎたかもしれないけど……。
でも、負けてらんないのよね。

こーなったら、とことんまでやってやる!
最高の魔力を持つ【遺産】を
手に入れて、あたしは……。

世界を征服してやるのよ!

おわりに
いかがでしたでしょうか?デュープリズムを知ってる方も知らない方もこの記事を読んで雰囲気やプレイした気になって楽しんでいただければ幸いです。それでは今回はここまで!またね~ウインク