昨日は久しぶりにScrambler仲間と西伊豆を走ってきた。先日装着したTWMのショートブレーキレバーも良い感触でした。
 
一転して、今日はこんなのに試乗。
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Lambletta V125。今年発売された、復活したイタリア・Lambrettaブランドのレトロ調スクーター。
KTMなどと同じくオーストリア企業のキスカ・デザインの設計で、製造自体は台湾企業のSYM(の中国工場)だそう。
 
販売店の人によると、エンジンなどの主要部分はSYMが長年作っていたものだしコンピューター診断機もSYM用のものがそのまま使えるので、新興ブランド(名目上は復活だけど)でも信頼性・整備性は問題ないとのこと。
個人的にもスクーター大国・台湾のSYMやKYMCOの製品ならばそれなりに信頼できます。
シグナスX購入時に候補だったPEUGIOT Django125も製造はSYM、シグナスXも台湾YAMAHA製だし。
 
Lambretta Vシリーズ最大の特徴は今時珍しいスチール・モノコック・ボディ。やっぱり普通の樹脂製外装スクーターとは違う雰囲気がいいです。
乗ってみると、アクセル開け始めのダッシュ力はシグナスX-4型に劣りますが中盤からの伸びは良い感じ。乗り心地はシグナスXのような突き上げ感が少なく上質だし、大柄で重量があるにも関わらず挙動は軽くかなり良い印象。ブレーキは前後ディスクのコンバインド機構付きで、よく効きます。
 
一方で装備重量が134kgとシグナスXの119kgに対して15㎏の差しかないわりには、取り回しが重く感じました。
実走状態で130Kg台ってのは、同じ125c.c.クラス・スクーターだとHONDA PCXやVespa Primaveraと同じくらい。
あと、なぜかグリップが太い。ハーレーのグリップみたい。
 
個人的に問題視したのはシート下収納スペースの少なさ。
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ヘルメットなら自分がスクーター用に使っているスモールジェット型のSHOEI J.O.は入るけど、フルフェイスだと厳しい感じ。
見た目や乗り味はかなり気に入ったんだけど、自分にとって125c.c.スクーターは実用性>趣味性だからなー。