毎年、8月の最終日曜日は勤務教室のクラスの発表会があります。
大学教授を講師に招き、教室の生徒さんの作曲作品を発表、講評をおこなう会です。
作曲をするという共通点だけで年齢経験問わず聴講生も含め一堂に会し、
趣味や勉強の成果として生まれた作品は、みな力作ぞろい
発表会後の歓談は、盛り上がりに盛り上がり
参加者誰もが心に意欲の火をともして帰途につける、
世にも奇特なイベントです。
発表される生徒さんも緊張したことと思いますが
それを受け止めコメントをする一講師の私も
なかなかどうしてエネルギーを使い
毎年ぐったり疲れ、そして夏に一区切りつけます。
夏の終りというと、そんな題名の曲を思い出し
最近、頭の中でぐるぐると鳴っています。
〽夏は冬に憧れて 冬は夏に帰りたい
私は矢野顕子のカバーバージョンで親しんだクチです。
…いやいや、こんなに暑い夏だと冬になっても帰りたいと思わないかも…
と思いつつ、かつて苦手だったエネルギーに満ちたこの季節に、
年齢をへて魅力を感じつつあったりもしています。