中原淳一は、様々なヘアアレンジを考えましたが、
それはお金が無くても出来るお洒落の提案だったということを
先だっての展覧会で知りました。
そこで買った「髪の絵本」は、いわゆるヘアカタログ。
昭和23年に発刊された同名の本がおおもととなっているのだそう。
カットはもちろん、結ったり編んだりのアレンジの仕方を、
イラストによって分かりやすく説明してあります。
ところで、私がブログアドレスに冠した「Ornamental Hairpin」
これは「かんざし」を意味しています。
髪飾りを集めるのが好きな私にとって、
かんざしはいわば、その代表格。
象徴のような存在です。
ここ半年ほどで、集めた髪飾りの一部をご紹介します。
一応、集めるにあたっては、曲がりなりにもポリシーがありまして…
それは「髪をまとめるという用を成している」かどうか、ということです。
これを用い、アレンジ出来るか、と言い換えることも可能でしょうか。
かんざしに立ち返ると、
その形は様々ですが、挿すだけ、という使い方もあるでしょう。
けれども、たといお箸のような形状であっても
これ一本でまとめ髪を作ることだって出来るのです。
わかりやすく「飾り」という言葉を使っていますが
飾りじゃないのよ髪飾りは…なのです…(苦笑)