沖縄のモンキーバナナはラトゥンダンバナナ(Latundan Banana) | ナツの迷宮バナナ庭園Ⅱ

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沖縄のモンキーバナナはラトゥンダンバナナ(Latundan Banana)

12月17日(土)

全国的にモンキーバナナといえばセ(シ)ニョリータかというとそうではなく、お盆の時期に沖縄で輸入されているものは、ラトゥンダンという品種のバナナです。

 

 

 

 

市販のモンキーバナナ

 

 

 

硬くてまだ早いガーン

島バナナより酸味控え目

 

 

島バナナ協会より下矢印

「島バナナ」の定義について | 「島バナナ」とは | 島バナナ協会:沖縄産の「島バナナ」の栽培技術確立プロジェクトを支援し、島バナナを広める活動団体です。 (shimabanana.jp)

島バナナのルーツ・品種

以下、小笠原種を「島バナナ」として話を進めます。

島バナナが小笠原原種だとするならば、小笠原の人たちは、そのバナナのことをどう認識しているのかというと、フィリピンから導入されたと認識しているようです。

そして、フィリピン・小笠原・沖縄の順番で伝わったのだろうと言われています。

 

それでは、フィリピンの何という品種なのでしょうか。

島バナナの外観は果指が短いことから「モンキーバナナ」と総称されている仲間であることが伺えます。

東京で販売されているモンキーバナナは「セ(シ)ニョリータ」という品種です。

 

ただ、全国的にモンキーバナナといえばセ(シ)ニョリータかというとそうではなく、お盆の時期に沖縄で輸入されているものは、ラトゥンダンという品種のバナナです。

なぜラトゥンダンを輸入しているかというと、親しみのある島バナナと食味がよく似ているからということのようです。

 

このように、ラトゥンダンが島バナナと食味が似ていることは以前から言われていました。

 

石垣島にJIRCAS(国立研究開 発法人 国際農林水 産業研究センター)という国の研究機関があり、その研究員である加藤さん等によるSSR解析(遺伝子の違いを見わける指標となるSSRマーカーを用いた解析)によると、島バナナとラトゥンダンはごく近縁の品種であると判断されました。

おそらく品種として別れるほどの違いではないと考えます。

 

食味が似ている、形が似ている、遺伝子的に似ているということであれば、おそらく島バナナの品種はラトゥンダンであることが示唆されます。

 

 

フィリピンのバナナ12選まとめ下矢印

フィリピンのバナナ12選まとめ【本当に美味しいバナナはどれ?】 – セブセレクトツアーズ マガジン (cebu-tours.com)

ラツンダンバナナ【フィリピンのバナナ②】

フィリピンのバナナ12選まとめ【本当に美味しいバナナはどれ?】
出典

ラツンダンバナナ(Latundan Banana)は、フィリピンで収穫されるバナナです。

このバナナも、フィリピン全土で一般的に食べられているバナナで、フランスの牧師によりインドからフィリピンに持ち込まれた品種と言われています。

ラカタンバナナと比べると、端に向かって太く、色合いが薄く、皮が薄いのが特徴的です。

まるでマッシュポテトのような超クリーミーな食感で、味はトロピカルな風味です。