こんにちは
おりもりお
お久しぶりになってしまいました
無事に父が出演していた明治座は千秋楽を迎え、終演することが出来ましたm(__)m
ありがとうございました
9月24日お稽古2日目から体調不良となり、25日の早朝病院へ連れて行き、あれよあれよと緊急手術…
とにかく父のそばについてました。
初めは45分〜1時間半ほどの見込みだった手術も
4時間に及ぶ大手術となり、家族控え室から離れないように、看護師さんから言われ、心配と不安でとにかく長い長い、4時間でした。
大手術を終えて出てきた父は全身麻酔の影響もあり、変わり果てた姿でとても驚きました。
でも執刀医の先生から無事に手術が終わったことを聞き、とりあえず安堵で涙が溢れました。
それからは思った以上に時間はかかりましたが、明治座の復帰を糧に日に日に頑張って復活していきました
ただ、全く水分、食事を口から摂ることのできない2週間はとてもかわいそうで、みるみる痩せていきました
改めて、口から摂る食事の大切さを感じることになりました
健康ってありがたいですね
そして点滴だけで栄養が摂取できる、医療の素晴らしさも感じました
両腕で5本の点滴を含め、全身管だらけの父はとても不自由そうで、手術の影響でお腹は腫れていて、熱も続き一人では寝返りも打てず、全身麻酔の影響で言葉を聞き取ることも難しかったです
ただそばにいて、汗を拭いてあげたり、癒しの音楽をかけてあげたり、、するだけで、痛がってる父を助けてあげることは何もできなくて、ただただそばで見守っているだけでした
何かを訴えているのに、聞き取れなくて、どうしたらいいか分からなかったときがとても辛かったです
調子のいい日もあれば、調子の良くない日もある。
大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、本当に不安でいっぱいの日々でした
私も仕事以外の予定は全てキャンセルし、病院と家の行き来、最初の2日は寝る間もなくつきっきりでした
たかが虫垂炎、いわゆる盲腸と思われるかもしれませんが、虫垂炎にもレベルがあります。
父は虫垂炎でも最悪の状況でした。
執刀医の先生には癌の手術よりも大変な手術だったと言われ、虫垂だけでなく大腸と小腸の一部も摘出したため、摘出した内臓はかなり大きなものでした。
あと2日遅かったら命も危なかったと言われた時は、仕事のことを気にして手術をしたくないと最後まで訴えてした父を、なんとか説得して本当に良かったと思いました
初め、緊急搬送緊急手術の報道がされたとき、たくさんの方にご心配をおかけしました
私たち家族は集中治療室に篭っていたため、全く報道のことは知りませんでした
そのあと急性虫垂炎と報道され、
盲腸で良かったね〜と言われることもありました。
確かに、もっともっと重い病気と闘っている方もたくさんいらっしゃいますが、
盲腸をなめてはいけません
だから皆さんも身体のSOSをちゃんと感じてあげてくださいね
自分の身体は自分が一番分かるはず
我慢はしないでくださいね
そんな父もたくさんの方に支えられ皆さまの励ましのおかげで、明治座にも復帰することができ、今は夢コンサートで各地を回っています
術後はじめてのブルドックはちょっぴりお腹に負担だったみたいですが、私も年内は仕事以外のときは極力父のサポートに徹するつもりです
今日は寒いですが、秋はとてもいい季節
父とリハビリを兼ねて、ハイキングに行きたいねって話してます
Halloweenも終わり、街はクリスマスに向けて変わりつつありますね
この前舞台そでで見つけました。
下手Rio、りお？
なんだろう
おりもりお