奈落のように | 歌で紡ぐ地平線

奈落のように

睡眠と失神はどちらが好きかと考えて
ゆっくりと堕ちて時間を失う眠りよりは
一瞬で全てを喪失する失神が心地よいと思ってしまいました

足先からえもいわれぬ不安なしびれが広がったとき、ああ これから堕ちるのだと思いました。
頭がしびれた時、隣には居ないはずの人がいました

花を、
花を、探していたんです


そこに見える誰かに言い訳をするように、縋るようにして
堕ちて行きました